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突然おとずれた大寒波のせいで、天気図は真っ赤
前回の玄界灘釣行と同様、楽しみにしていた屋久島遠征も微妙な状態・・・
「ダメ元でとりあえず行こか」
のボスの一声で屋久島行きが決定
そして激揺れの飛行機に揺られながら、屋久島に到着すると案の定・・・
暴風雨の悪天候！！！
乗船予定の「明日丸さん」の船長に、とりあえず屋久島到着の電話をいれると、
「明日は波風強くて全然無理ですね
明後日もちょっと微妙な感じです・・・
」
釣行１日目はこの時点で中止決定
２日目は、明日の夕方の天気予報の状況みての判断となりました
ポッカリ空いたスケジュールを埋める為、昼食で立ち寄ったラーメン屋さんで緊急ミーティング
あらかじめこの状況を把握していたのか、ボスとザッキーは屋久島の名所を下調べをしていたらしく、すんなりプラン決定
屋久島の自然散策と秘湯めぐり
そうと決まれば行動の早い「ジギングチームＲ－1」はさっそく観光開始
最初のポイントは、
海がまじかに見える湯泊温泉
まさに、自然と一体化した温泉で、脱衣所も何もなく男湯と女湯を仕切っているのは竹で作られた柵だけ
早速、ビュンビュン風が吹くなか入浴準備
寒さで震えながら湯船に入った瞬間、
ぬるっつ！！！
事前情報で湯温３７℃とは知っていたのですが、この寒波で更に水温が下がったのか、
まったく温泉のぬくもり無し
それでも景色のいいこの温泉を楽しむ為、他の入浴者の居ないこといいことに、女湯にお邪魔
するとザッキー、
「この場所だけ、なんか暖かいですよ」と、柵と岩のコーナー部分で一人ほっこり顔
「ホンマかぁ」とボスがその場所に行くと、原泉発見
ぬるい温泉で唯一のオアシスを順番交代で堪能し約１時間で温泉タイム終了
ぬるいとはいえ、さすが温泉
まったく湯冷めせず、車に乗ってからもジンワリと体が温もっていました
そして、晩御飯は美味しいと評判の「若潮」というお寿司屋さんで地魚と鹿肉を堪能
ここは、大将の握るお寿司と息子さんが手がける洋食の２枚看板のお店
首折れサバ・ハガツオなどの地魚のお造り
大将の息子さんが料理してくれた、ヒラスズキのムニエル
期間限定で１１月～２月までしか食べることのできない、鹿肉のタタキ
あっさりとした味わいですが、獣のような後味が妙に美味しかった一品でした
美味しい首折れサバのバッテラと地魚を使った大将のお任せ握り
屋久島の美味しい地魚をたっぷり味わい、おすすめスポットの情報も入手してホテルに戻り屋久島の初日が終わりました
翌日、「若潮」さんで仕入れた情報を元に向かった先は
大川の滝
滝の音を聞きながら近づいていくと目の前は
大絶景！！！
たかが観光地とバカにしていたのですが、あまりのスケールのデカさに圧倒
それもそのはず、落差８８ｍの滝は里にある滝ではＮｏ1ということでした
朝一番でたっぷりとマイナスイオンを吸収し、滝の水しぶきで冷えた体を暖めにお次は
干潮の時しか入れないという、「平内海中温泉」に到着
前日の湯泊温泉も「目の前は海」というロケーションでしたが、ここはもう
「海と一体化！！！」
さすが、干潮の前後２時間以外は入れないというのも納得のロケーションでした
低温だった湯泊温泉とは違い、温泉らしい適温でしっかり体が温もりました
そしてお次は本日のメイン
ジブリ映画「もののけ姫」のモデルになった「白谷雲水峡」
２時間くらいの散策になるという事で、近くのホームセンターでリュックと食糧、そして雨に備えて本気の雨カッパを購入し万全の態勢で挑みます
ジギングチーム改め「マウンテンチームＲ－１」いざ出発！！！
目的地は「もののけ姫の森」所要時間は往復２時間３０分の道のり
スタート時の余裕の表所のメンバー
登り始めてしばらくしてからポツリポツリと雨が降りだしカッパ装着で悪路を進みます
途中長いつり橋を渡たり、
苔の生えた岩の景色を堪能しながら沢を越え、
数々の絶景ポイントを見学しながら、ひたすら目的地に向かって歩きます
目的地に近づくにつれ、段々と秘境のような光景に変わってきます
そして出発から約１時間半 目的地の「もののけの森」に到着
鹿まで登場してきて、そこはまさに神秘的な光景、いままで見たことのない景色に思わず見とれてしまいました
しばしの時間、このファンタジックな風景を堪能したところで近くの「白谷小屋」でお弁当タイム
雨と険しい道のりでお腹は、
空腹ＭＡＸ！！！
その状態で食べたおにぎりは、高級寿司店に匹敵する美味しさでした （笑）
昼食後、来た道をひたすら歩いて戻り、約２時間半の「白谷雲水峡」散策は怪我人が出ることもなく無事に終了しました
帰りの車中、道路沿いにサルやシカが普通にくつろいでいる所に遭遇
あらためて、屋久島の長閑さに驚かされました
絶景の温泉とマイナスイオンたっぷりの名所に心身ともに癒され、釣りのない遠征もたまにはいいかな・・・
と思えるくらい充実した２日間でした
ホテルに戻り、疲れた体を温泉で癒し部屋に戻ると、「明日丸」船長からの電話が
「明日は沖に出るのは厳しいですが、なんとか風裏でなら出航できそうですよ」
まさかの釣行決定！！！
すかさずメンバー全員に報告すると、皆さん大喜び
ほぼ諦めかけて、ショアジギングデビューしようかと帰りの車で話していた状況だったので、テンション上がりまくり
次回の屋久島釣行激闘編に、
乞うご期待！！！