重ね煮と発酵食で命を支える。
畑薬膳の会を主宰する「奈良ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。
 
昨日、一年前に孫たちと仕込んだお味噌の蓋を開けました。
容器の淵に少し白いカビが生え、黒くなっている部分もありましたが、これくらいなら大丈夫。
内部はとてもいい色です。
 
 
 
このお味噌を使って、フキノトウ味噌を作りました。
お味噌に季節のお野菜を入れて一年中いろんな野菜味噌を作りますが、
私はこの季節しか味わえないフキノトウ味噌が一番好きです。
 
庭のモミジの樹の下にスミレと混じって、生えているフキノトウ、
写真ではよーくみないとわからないですが。
 
 
 
IMG_20180207_114619464.jpg
 
 
「春には苦みを盛れ」と昔からいわれてきましたが、フキノトウはちょっぴり苦みがあって早春の味です。
 
 
 
 
 
実は今日の畑野菜でワークショップのメインは、コンニャク作りでした。
コンニャクを固めるのに半時間ほどかかりますので、その間に外に出てフキノトウを採ったのです。
 
11月に畑に植えていたコンニャク芋を掘りましたが、500g以上の芋は2個しかなくて、
後は小さいのばかりだったんですが、直売所でも高くなっているそうな。
地中で育つ芋や大根も、地上に伸ばしている葉が日射不足で育っていなかったら、
ちゃんと大きくならないということが、よくわかりました。
 
でも小さいこんにゃく芋を4個使って、16丁のコンニャクができました。
 
 
 
 
さて、3月のワークショップはいよいよ麹から造る味噌仕込みです。
お味噌は造るけど、麹は造ったことがない、買うものだと思っていたという方が多くて
昨年は、岡山や静岡からもご参加いただきました。
 
麹から造るのは、私が子どもの時に、祖母と母がお米から麹を造るのを見ていましたから、
そんなに特別なことだとは思いません。
40~50年前には農家なら当たり前にしていたことだからです。
 
2月10~12日に吹田市のモモの家で行う「重ね煮と発酵三昧3日間」のイベントも、まだ空きがあります。
麹造りには48時間かかります。
その間に発酵の化学教室や、麹くんたちが気持ちよく育ってくれるように、歌とピアノのライブなどいろんなことをしようと思います。
最後に出来たてホカホカの麹と、薪で炊いた大豆でお味噌を造るというスペシャル企画です!
 
重ね煮と発酵三昧3日間のイベントはこちら
  ↓  ↓  ↓
 

≪畑野菜でワークショップ≫ 会場は竹村自宅(磯城郡田原本町)

                   お申し込みいただいた方に詳しい住所をお知らせします。
 

◎麹から造る味噌仕込み
1単位は5kg強です。備考欄に何単位ご希望かお書きください。


◆日時:

①3月2日(金)、3月7日(水)10時~14時
②3月29日(木)、3月31日(土)10時~14時

*原則2回の参加になります。麹造りの日に大豆を持ち帰りいただいて

 ご自宅で炊いて、味噌仕込みの日に持って来ていただきます。

 

◆参加費:4,000円(2日共簡単な昼食付)

 

◆持ち物:エプロン、筆記用具、お持ち帰り容器(麹作りの日は要りません)

 

お申込み・お問い合わせはこちらから