重ね煮と発酵食をお伝えしている「奈良ばあちゃん」こと竹村享子です。

 

畑ではネギ坊主がいっぱい。ネギの季節はもう終わりです。

 

関西地方ではネギといえば青ネギで、私は大人になるまで白ネギの存在は知りませんでした。白ネギは水炊きやすき焼きなどお鍋に使うことが多いので、冬のイメージがありますが、青ネギもやはり冬が本来の季節です。

 

暖かくなってくると、次々にネギ坊主が出てきて、やがて薄い袋のようなものがはじけて、花が咲きます。このようになると、青い部分が固くなってもう食べられません。

 

でも、3月半ばからネギの代わりにワケギが旬を迎えます。ただワケギの旬は短くて、1か月からせいぜい2か月です。初春の野菜の端境期に、旬を迎える貴重な野菜です。

 

今、ネギは1年中お店に並んでいるのに、どういうわけかワケギはこの時期しかないのが不思議で、なおのこと「今食べなくっちゃ」という気持ちになります。

 





畑で育っている様子はネギよりも少し細い程度で、ほとんど変わらないのですが。

収穫すると根が少しプックリしていて、薄紫ががっているのが特徴です。
味は野生に近いというか、独特の苦みや香り、ぬめりがあって、食べると「あっ春」と思うのです。


 

 

 

ワケギの料理はなんといっても『ぬた』。
子どもの時にはアオヤギという貝と合わせて食べましたが、今アオヤギはほとんど見かけなくなりました。獲れなくなったのかなあ。

 

いんやん倶楽部の梅﨑先生にコンニャクと重ね煮したぬたを教えてもらった時は、衝撃的でした。コンニャクのつるっとした感触がぬたに合うんです。アオヤギよりもおいしいかもしれない。

 

ついでに言うとワケギの代わりに、カリフラワーやブロッコリーをコンニャクと重ね煮してぬたにしてもおいしい。これもかなり衝撃的でした。カリフラワーやブロッコリーといえば、マヨネーズをかけることしか知らなかったから。




こんなちょっとした組み合わせで、重ね煮はいろんな料理ができます。

 

4月28日から半年の初級養生科コースが始まります。

その前に行う最後の重ね煮入門講座は、4月24日(月)です。

キャンセルがありましたので、今からでもどうぞお申込み下さい。

 

 

■健美膳料理教室■

≪陰陽調和の重ね煮入門講座≫
◆日時
・4月24日(月)10~13時    
 
◆会場 エステージ(学園前南口より南へ徒歩4分)
 
◆持ち物  エプロン、筆記用具、布巾

◆加費   3,000円(税、材料費込み)

 

≪初級科養生コース  全8回≫ 
◆日程: 4/28、 5/26、 6/9 、6/30、 7/28、 8/25、 9/8、 9/22

◆時間: 10時~13時

 

◆会場 :サロン ド エステージ
          http://www.s-tage.info/access.htm
 
◆持ち物  エプロン、筆記用具、布巾


◆受講料: 一括の場合:41,000円
      分割の場合 1回目:24,000円  2回目:17,000円
 
◆入会金:3,000円(陰陽調和の重ね煮入門講座を受けていただいた方は、免除させていただきます)
 
*コース受講が難しい方には、1回ごとのフリーチケット制度があります。
価格:4枚綴り 24,000円(発行日から1年有効)
 
*日程が合わない日がありましたら、本部のいんやん倶楽部の同じ回に振替え受講をしていただくことができます。(前もって連絡必要、ただし2回まで)
  
*備考:副読本として「よくわかる陰陽調和料理 梅崎和子著 農文協健康双書 定価1,300円」を用いますが、4月15日までに健美膳料理教室の初級養生科コースをお申し込みいただいた方には、この本をプレゼントさせていただきます。

お申込み・お問い合わせはこちらから
 

 

 

日本四季大学を主催しておられる原田恵理子先生の講座「季節を大切に生きるヒント」に参加させていただいて、「そうそう」と思うことがいっぱいありました。
 
私が「畑薬膳の会」と名付けたのは、「難しいことを考えなくても、今畑にある野菜や果物を食べることが一番健康に繋がることやん」と思ったからです。
今私は、畑が自分の生活している中にあるので、何が旬なのかすぐにわかります。
 
40年ほど前まで、現在のように旬がわからなくなるような野菜や果物は世の中に出回っていませんでした。夏には夏の野菜、冬には冬の野菜しかないのが当たり前。
その季節には同じ野菜ばかりの『ばっかり食べ』で、祖母は「『初もん』を食べる時は東向いて食べるんねんで」と教えてくれましたが、今はいつが『初もん』なのかわからない。
 
薬膳では春の特徴として春は『肝』の活動が盛んになり、自立神経が乱れてイライラする。このような時には香りのものが気をめぐらしてくれるのでよい、と言います。
畑に行くと、ちゃ~んと山椒、三つ葉、セロリ、レモンがあるある。
ほんとに春の畑には、香るものがいっぱいあるのです。
 
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今日はこれらを使って夕食を作りました。
原田先生に「アサリの酒蒸しをするならこの時期、セロリや三つ葉がいいですよ」と、教えてもらったので、いつものネギをセロリに変えました。
さわやかな香りです。




三つ葉と切り干し大根とチリメンジャコの酢の物は、祖母、母、私へと伝わってきた我が家の伝統料理で、私はその組み合わせを重ね蒸しにします。切り干し大根がとても甘くて、砂糖は要りません。



 
 
スーパ-で買った天然ブリは、いつもなら醤油とみりんで漬け焼にしますが、一昨年作った塩レモンを塗ってオリーブオイルで焼きました。そして付け合せはレモンと採りたてのスナップエンドウ豆。
 
 



 
筍ご飯には、山椒の葉っぱを添えて。
春の食卓でした。
 

私の家の畑を案内すると、皆さん一応に声を上げられます。

 

「ブロッコリーってこんな花が咲くんですか?」「フキノトウってこんな風になるんですか?知らなかった!」

 

 

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スーパーなどで売っているブロッコ―リーは、つぼみがギュッとしまっていますが、暖かくなってくると、つぼみが花になるのは当たり前。もしかしたらブロッコ―リーがつぼみだというのもご存じないのかな?

 

 フキノトウはまだ寒い1月の終わりから2月にかけて、枯れた草の間から顔を出してきます。畑を回っていてフキノトウを見つけると、毎年のことですが、春が近づいてきたと嬉しくなります。

でもフキノトウはフキの花のつぼみなので、やはり暖かくなってくると花が咲いてきます。フキノトウはとてもかわいいのですが、とう立ちして咲いた花はきれいとは言い難い花です。花が咲き出してくると同時にその花の周りから、蕗が小さな葉を出してきて、だんだん大きく成長してスーパーで見かける蕗になるのです。

 

 農家に生まれた私には当たり前のことなのですが、土から遠い生活をしている方には、そんな野菜の生態がとても不思議でおもしろいらしい、ということに気が付きました。

私は結婚してから25年間大阪でマンション暮らしをし、子育てが終わってからUターンして13年になります。それで野菜を買う消費者の気持ちと、野菜を作る農家の気持ちがわかるのだと思います。

野菜はその季節になると食べきれないくらいたくさん収穫できるので、奈良に帰った当初から、保存食作りをし始めました。フキノトウ味噌や金柑のはちみつ煮などを作っては、娘の所に送ったりしていました。

都会に住む友人が遊びに来たとき、畑を案内すると、ほとんどの方が果物や野菜の収穫をしたことがないと言ってそれだけでも喜ばれました。そしてその時に、畑の野菜を使ったワークショップをしようと思い立ちました。このワークショップの特徴は、野菜や果物を畑で収穫することから始めることです。

 

先週は「三宝柑のマーマレード」と「麹納豆」を作りました。三宝柑というのは、蜜柑の種類ですが、毎年たくさんの実をつけて、皮が分厚くてマーマレードにするのに向いています。今年もたくさんなりましたが、この時、全部の実を収穫することができました。麹納豆は人参を入れるので、人参の収穫をしてもらってから作りました。

 



 

次回のワークショップは「コンニャク芋から作るコンニャク」と「山蕗の佃煮」を作ります。コンニャクは芋から手造りすると、とてもおいしくてお刺身でいくらでも食べられます。11月に芋をたくさん掘り上げて、今まで何回かコンニャク作りをしてきましたが、今回で今季最後となります。コンニャクを固める間に、蕗を畑に採りに行って佃煮を作ろう考えています。
 

■畑野菜のワークショップ■
≪コンニャクと蕗の佃煮作り≫
◆日時
・4月27日(木)10~13時
◆会場  竹村自宅(最寄駅 近鉄橿原線田原本駅)詳細はお申し込みのあった方に後でお知らせします。
◆持ち物  エプロン、作ったものを入れる保存容器

◆参加費  3,000円(簡単な昼食付き) 

お申込み・お問い合わせはこちらから

 
■健美膳料理教室■
≪陰陽調和の重ね煮入門講座≫
◆日時
・4月24日(月)10~13時    
 
◆会場 エステージ(学園前南口より南へ徒歩4分)
 
◆持ち物  エプロン、筆記用具、布巾

◆加費   3,000円(税、材料費込み)

 

≪初級科養生コース  全8回≫ 
◆日程: 4/28、 5/26、 6/9 、6/30、 7/28、 8/25、 9/8、 9/22

◆時間: 10時~13時

 

◆会場 :サロン ド エステージ
          http://www.s-tage.info/access.htm
 
◆持ち物  エプロン、筆記用具、布巾


◆受講料: 一括の場合:41,000円
      分割の場合 1回目:24,000円  2回目:17,000円
 
◆入会金:3,000円(陰陽調和の重ね煮入門講座を受けていただいた方は、免除させていただきます)
 
*コース受講が難しい方には、1回ごとのフリーチケット制度があります。
価格:4枚綴り 24,000円(発行日から1年有効)
 
*日程が合わない日がありましたら、本部のいんやん倶楽部の同じ回に振替え受講をしていただくことができます。(前もって連絡必要、ただし2回まで)
  
*備考:副読本として「よくわかる陰陽調和料理 梅崎和子著 農文協健康双書 定価1,300円」を用いますが、4月15日までに健美膳料理教室の初級養生科コースをお申し込みいただいた方には、この本をプレゼントさせていただきます。

お申込み・お問い合わせはこちらから