ミリマ ハイクタニ ラキニ ビナダム フクターナ

どこの国の言葉だか、わかりますか?


私が暮らしたケニアのスワヒリ語のことわざで、

山と山とは出会わないが、人と人とは出会うものだ

という意味。


24歳の時、生まれて初めてケニアの地に降り立ち、
スワヒリ語の学生として学び始めた頃、このことわざに出会い、
ああ、いい言葉だな、と思った。

人々は、よく歩く。
人は、人に会いに行く。

お金が無いのは、気にしない。
会話が、一番のご馳走だから。

自分の店では、こんなものを売ってるよ、と、壁いっぱいに
落書きしていた道具屋さん。

店は無くても商売できるさ、と、木の下に椅子を置いて、
チョキチョキやってた、青空床屋さん。

子供達は裸足でサッカー。ボールは、ぼろ布を丸めたもの。
楽器だって、作っちゃう。ひょうたんは、マラカスに。
木と鉄屑があれば、親指ピアノに。

クリエイティブとは何なのか、を教えてくれる。

貧しくても、いい笑顔をするのは、分け合うことを知っているから。

スラムに住む裸足の少女は、食べていたアイスキャンデーを、
私にくれようとした。

ラム島で追いはぎに遭った時、宿で働く12歳の少年が、
島でただ一つの病院に連れて行ってくれた。

お礼にソーダをおごったら、翌日、注射に通う私を見つけ、
「これを食べて血を増やして」と、ミルクとビスケットを買ってくれた。
12歳の少年の給料なんて、雀の涙だろうに、と、胸が熱くなった。

おまけに、その病院は、国立のため、タダだったのだ。
それを、外国人の私にも、適用してくれる。

アフリカというと、貧困、飢餓、戦争などのイメージで語られがちだが、
そういう懐の深さや文化があることを、私は伝えたいと思う。

コンクリートジャングルには無い、人々の笑顔と赤土を。
恵みの雨に、踊る心を。



出会いのエネルギーに感謝をこめて、こんなイベントを企画しました。




では、とっておきの仲間達を、紹介。


●栗原優&鈴木峻(17:00~17:40に出演)

5歳児のようにピュアなギターウーマン栗原優と、
巫女的テナーサックスの鈴木峻!






●鳴弦(17:50~18:30に出演)

ルーツ音楽に根ざした、フォークロックで、時にブルースな、
高橋ユキオ(ボーカル&ギター)と平賀大助(ベース)の鳴弦(なりげん)。



●黄秀彦(18:40~19:20に出演)


一人の男の血肉に溶けた在日の歴史を、時に熱く、
時に軽やかに歌いあげる、
ギター弾き語り&朝鮮民謡の黄秀彦(ファン・スオン)。




●蓮沼ラビィとマラフィキ(19:30~20:20に出演)

蓮沼ラビィは、マラフィキ(スワヒリ語で “仲間達”)と登場。
これぞと思うアフリカの曲に、日本語の詩を付け、歌います。


ジャンベに、放浪太鼓打ちの南部輝久。幽玄の世界すら感じさせる
ジャンベの響きは、唯一無二。

栗原優のスピリチュアルボイスが熱く絡み、高岡冬樹のギターが雨を呼びます。

黄秀彦とのコラボも、乞うご期待!



南部輝久



栗原優(左)




高岡冬樹


コンクリートジャングルに、アフリカの雨と土を降らせます!





~近日ライブ~

●7月24日(日)新宿歌舞伎町・Strength

蓮沼ラビィ企画ライブ

「山と山とは出会わないが、人と人とは出会うものだ」

☆アフリカ帰りの任侠ブルース・蓮沼ラビィが、
とっておきの仲間達を、集めました。
生きるとは、傍観することではなく、行動すること。
思いっきり、はじけましょう!

開場 16:30
開演 17:00

料金 1500円+ドリンク

※フード持ち込み自由。

17:00~17:40 栗原優&鈴木峻

17:50~18:30 鳴弦

18:40~19:20 黄秀彦

19:30~20:20 蓮沼ラビィとマラフィキ(栗原優、南部輝久、高岡冬樹)




●7月30日(土)国立・ギャラリービブリオ


詳細とご予約は、こちら。
久保チンの「ろくでもNIGHT」 Vol.1 女湯SP.


ギャラリービブリオ店主のブログにも紹介があります。
銭湯とピンク映画への愛が、あふれてます。
30秒でわかる「女湯・女湯・女湯」は、必見!
久保新ニさん、若い。白川和子さん、美し~い。

蕃茄庵日録



●7月31日(日)高円寺・パンディット

劇団玉の湯『エン☆たま6』



開場 17:30 開演 18:00

料金: 前売3000円(1ドリンク付) ※当日は500円増し
出演
コント芝居: 平田浩二(劇団玉の湯)、石動三六(劇団玉の湯)、国沢実
歌: 蓮沼ラビィ(アフリカ帰りの任侠ブルース)
お笑い: まなてぃ
MCとお笑い: 大村小町

☆成人映画名作主義を貫き、多くの映画人を育てた亀有名画座イベントで
知り合い、20年来の友人である石動三六さん主宰の劇団玉の湯イベント。
イベントのテーマは、“昭和”。

大蔵映画『特務課の女豹 からみつく陰謀』の劇中歌や、一昨年のワンマンライブの
二人芝居「ちょっと長いお別れ」でタッグを組んだ国沢実監督と、久々の共演!




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今、この時のために歌う

テーマ:

7月8日、久々のRutoで歌ってきた。

リハーサルに間に合う時間に仕事が上がれたので、
PAを担当してくれるマスターの関口さんと、
いろいろやりとりが出来た。

やっぱりいいなぁ。この空間は。音が、ロックだ。




久々といえば、対バンの小林薫さんとも久々で、2月のツーマンの
コラボでやった、「鎌倉高校前の海で」を、一緒に歌った。



今回は、二人とも、がむしゃらな、青春パワー。
示し合わせたわけではないのに、不思議だね。

初回の和やかな感じもいいけど、今の気分は、これなのだ。

この曲で、スイッチが入った私は、ドーンと来い!という感じで、
ソロに向かった。




この日のセットリスト。


1、鎌倉高校前の海で(小林薫さんとのコラボ)
2、桜吹雪のバラード
3、おふくろの手料理
4、墓には入れないよ
5、夜の髪~白川和子に捧ぐ~
6、俺と赤兎の物語


終わった後、小林薫さんから、後で話すことがある、と言われ、
ダメ出し、来んのかな、と思ったら、「今日はすごくよかった。
これまで、ラビィさんのステージは、人の魅力だと思っていたけど、
ああ、この人、音楽やり始めたな、と思った」と言われ、驚いた。

「昨年のワンマンの時とは、比べ物にならない。
技術、メンタル、ステージング、ラビィさんのベストライブだったのでは?」
と言ってくれたお客さんもいて、またまた、ビックリ。
どうしたんだろう。何も、特別なことはやっていないのに。

強いて言うなら、最初にコラボを持って来た事で、その後のソロを
ビシッと決めなきゃ、女がすたる!と思って臨んだこと。
後は無欲で、楽しみながらやったことかな。
リハーサルで、PAへの信頼も生まれた。

音楽的なものが身について来たのだとしたら、いろんな場所で歌ったことに加えて、
こうして、コラボをやったり、24日の主催イベントに向けて、ジャンベやギターや
コーラスの人と組んで、バンド練習していることも、影響していると思う。

全てが、ソロに還って来るんだね。


小林薫さんのステージは、全身全霊で、今、この時のために歌っていて、
そのために、表現は研ぎ澄まされ、素晴らしいな、と思った。

あの声、あのギター、あの表情。

薫は、千両役者だな、と思った。



なぜ、代表曲を歌わないのか、という意見もあり、確かに、
それを歌えば、CDも売れるだろうし、ファンも喜ぶのだろうけど、
そういう計算の無い所に、小林薫の魅力があるように思えた。

自分のためではなく、人のためでもなく、今、この時のために歌う、
と、いつか言っていたよな。

最後の曲の前に、七夕の話をして。

短冊に何を書いたのかと訊かれ、「いつか良いステージが出来ますように」
と言ったら、「ちっちぇな~」とみんなに笑われて。

「ちっちぇか。でも、俺の願いなんだよ。俺、夢なんか無いから」と言って
歌った曲は、短い、だけど本当に静謐な、美しい曲で、どこまでも続く空と
小石のイメージと共に、いつまでも余韻が残った。


この日は、5組出演で、トップバッターの宮本修兵さん。



金髪に迷彩柄のアーミーパンツで、武闘派!と思ったら、
心やさしい人だった。友川カズキの「生きてるって言ってみろ」を
歌ったのには、驚いた。こんな若い人にもいるんだな。友川カズキファン。
私もね、昔、胸倉つかまれたよ。あの歌に。


二番手は、湘南に住むマリリン・ジェットさん。
鎌倉高校前の海は、彼女の地元だそうだ。



ソウルキッチンでも、男前女性シンガーソングライター特集などで、
何度か対バンしているマリリンさん。
この日は、季節を感じさせる歌と、すべての武器を楽器に、などの
メッセージソングを披露。メッセージ性の中にも繊細さがあって、
最後に歌った雨の歌、よかったな。


そして、トリのプレジー3吉さん。



茶目っ気と、魂を吐き出すような情念劇、と思ったら、14年前に
友川カズキに憧れて、関西から上京したという。

非常に誰かに、何かに、憧れる人なんだなぁ、と、歌を聴いていて思った。
それは、パチプロでもある彼の神様、田山幸憲だったりするのだが、
心の中で、いつも、そんな幽霊と対話してる。

人懐っこい頬笑みで、今、そこにいない誰かと、話している。
行方知れずの居酒屋のママだったり、闘病中のマンドリン奏者だったり
するのだが、そんなステージの上の彼を、観客が愛しく思えるのは、
誰もが、そんな幽霊の一人や二人、抱えているからかもしれない。


ライブ終了後、関口さん、小林薫さん、お客で来ていたえどにしきさん、
さらむいみさんと話していたら、放課後の教室みたいになって。

自分の実感でものを言ってくれる人達がいるのは、いいものだ。

同時代を生きていてよかったな。

そう思える夜だった。

(Photos by 関口さん、和田さん、ラビィ)



さて、来週は、いよいよ、これです。





観に来てください!

詳細、次号。






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潮風と野生の百合

テーマ:

日曜日、父の墓参りに鎌倉へ。

向かう途中、岩肌に、野生の百合が咲いていた。

観賞用の百合ではない、野生の百合には、抜き身の日本刀のような
オーラがあった。

白なのに、銀の光を放つ。
聖なる蛇のようでもあった。


正月以来の父の墓には、夏草が、丈高く茂っていた。
ごめんね、と詫びながら、一心に草を抜く。
下から現れる、柔らかな土と、蟻ん子たち。

蚊に食われるのは困ったが、蚊も、突然のご馳走に、大喜びなのだろう。

部活の高校生のように汗を流しながら、心がどんどん、洗われていく。

いっそ、15の年まで、戻ってしまおうか。



帰り道、ふと、思い立って、鎌倉高校前の海へ。

江の電の、駅前が海。





高校生の一団がいるぞ~。




日曜日だけど制服で。部活かな。



男の子って、面白い。



女の子よ、目に焼き付けてあげて。



空と。




海と。



向こうは、江の島。





砂に書いた Rabii の文字。




来週の金曜日は、2月に2マンをやった、小林薫さんと久々の共演。

「鎌倉高校前の海で」、歌うぞ~。





●7月8日(金)新宿御苑前・ライブ&バー Ruto

開場 19:15  開演 19:30 料金1000円+ドリンク
出演: 小林薫 ・蓮沼ラビィ ・プレジー3吉plusテケタ ・マリリンジェット ・宮本修兵


●7月24日(日)新宿歌舞伎町・Strength

蓮沼ラビィ企画ライブ
「山と山とは出会わないが、人と人とは出会うものだ」

☆出会いのエネルギーに感謝!
とっておきの仲間達を、集めました。

開場 16:30
開演 17:00

料金 1500円+ドリンク

※フード持ち込み自由。

17:00~17:40 栗原優&鈴木峻

17:50~18:30 鳴弦

18:40~19:20 黄秀彦

19:30~20:20 蓮沼ラビィとマラフィキ(栗原優、南部輝久、高岡冬樹)

※マラフィキとは、スワヒリ語で仲間達。
コンクリートジャングルに、アフリカの雨と土を降らせます!


●7月30日(土)国立・ギャラリービブリオ


詳細とご予約は、こちら。
久保チンの「ろくでもNIGHT」 Vol.1 女湯SP.


ギャラリービブリオ店主のブログにも紹介があります。
銭湯とピンク映画への愛が、あふれてます。
30秒でわかる「女湯・女湯・女湯」は、必見!
久保新ニさん、若い。白川和子さん、美し~い。

蕃茄庵日録



●7月31日(日)高円寺・パンディット

劇団玉の湯『エン☆たま6』

開場 17:30 開演 18:00
料金: 前売3000円(1ドリンク付) ※当日は500円増し
出演
コント芝居: 平田浩二(劇団玉の湯)、石動三六(劇団玉の湯)、国沢実
歌: 蓮沼ラビィ(アフリカ帰りの任侠ブルース)
お笑い: まなてぃ
MCとお笑い: 大村小町

☆成人映画名作主義を貫き、多くの映画人を育てた亀有名画座イベントで
知り合い、20年来の友人である石動三六さん主宰の劇団玉の湯イベント。
イベントのテーマは、“昭和”。

大蔵映画『特務課の女豹 からみつく陰謀』の劇中歌や、一昨年のワンマンライブの
二人芝居「ちょっと長いお別れ」でタッグを組んだ国沢実監督と、久々の共演!




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