私は、ライフオーガナイザー®として、片づけサポートを通しいて暮らしを整えるお手伝いをしています。
片づけサポートでは、お客様のお悩みを聞き、暮らしぶりを見て、苦手や得意を考え、それぞれに合った仕組みをご提案しています。
けれど、どれだけ相手目線で考えても、その相手は自分ではないのですから、やりやすい方法も、快適な環境も、いろいろずれが出てくるのは仕方がないと思います。
なので、一度仕組みをつくったからと言ってそれで終了ではなく、使ってみて、それが自分に合っているのか、うまく使えるのか、確認していただきます。
そして、どうしても自分に合わないようなら、また、他の方法に変更することもありなんです。
そうやって、本当に自分に合ったやり方を見つけられたら、最強ですからね。
そして、その相手が夫だった場合、私はそれを実験と呼びます（笑）
Ｔシャツをどんなカタチにたたんでも、夫は、一度、手に取って合わせてみたいらしく、出して、「これじゃないな」と思ったら、そのままくちゃっと戻す、ということを繰り返します。
本当は、全部のＴシャツをハンガーに掛けて見えるようにできたら、一番問題がないと思うのだけれど、残念ながらそんなスペースはありません。
そこで、たたんで立てて入れていたＴシャツの収納の仕方を、平置き型に変えたのは数年前のこと。
夫に、どんなしまい方がいいのか聞いてもみたのですが、「なんでもいいよ」とのこと、この際、意見というより、ちゃんと使えるか観察していこう、と私は密かに思っていたのです。
これなら、Ｔシャツの柄も、首回りの感じもひと目でわかるので、必要以上に出さなくても、チラリと見ただけでわかるのではないかと思っての変更でした。
私はしまう時に、一応、色を合わせて探しやすいようにしていたこともあり、夫もその意図を理解して、それなりにちゃんと使えていたのですよ。
でも、最近、どうもまくいかなくなってきました。
なんと、しまう方の私が面倒になってきたのです（汗）
そして、再び変更。
以前やっていた、通常のしまい方に戻しました。
ただ、たたみ方の最後、首の方を内側に織り込んでいます。
最近、ＶネックのＴシャツがないので、首回りよりも柄が見えるようとの配慮です。
一応、色も、グラデーションになるように並べてみました（笑）
洗濯したＴシャツをしまう時に、急に思い立っての変更だったのですが、何も言わずに黙っていたんですね。
どんな反応があるのかと思ったら、これを見つけた夫
「Ｔシャツ収納が新装オープンしていたよ」ですって（笑）
ふたつの方法をためして、どちらが使いやすいか、どちらが自分に合っているか、「これがいい！」と夫自身が感じられる仕組みがみつかるといいな、と思います。
そんなわけで、夫には、しばらくこのまま体験していただくことにしましょう。
まだまだ、実験は続きます。
もし、ご主人が「なんでもいいけどね…」とか言っていたら、ぜひ、実験と思って、いろいろ試してみてくださいね。
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藤原浩子でした。