監視機器及び測定機器の管理その2 | 建設業ISOお助けブログ

監視機器及び測定機器の管理その2

公会堂

中之島中央公会堂です。事あるごとに伺います。今回はある資格の継続教育としてのセミナーでした。

建設業の監視及び測定項目として代表的なものを説明します。


最初に、【工事測量】があります。これは、最も重要なものです。設計図どおりに道路中心線や所定の位置に構造物を作るための測量です。測量は日々行われるもので重機などで測点が毎日動いたりしますので大変な作業になります。工事測量はズバリ目的のポイントを出すため誤差という考えはなくなります。


つぎに、【品質管理】です。これは施工途中における材料の寸法検査や、基礎コンクリートの高さの検査など重要な工程内検査があります。さらに地盤の沈下や地すべりの動態観測などの監視も行われます。基準値や誤差をもとにチェックします。


最後に、【出来形管理】があります。これは最終製品の長さ、高さ、厚さ、幅などを測定して基準値との誤差を測るものです。

以上の、【工事測量】【品質管理】【出来形管理】という3つが「製品の適合性を実証するための監視及び測定項目」になると考えられます。それでは次に3つの項目について「製品の適合性を実証するための必要な機器」はどういうものがあるのでしょうか。また検討してみます。

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