中小企業でも、望む人材は獲得できる! | 社外人事部長 長谷川満オフィシャルBlog

中小企業でも、望む人材は獲得できる!


こんにちは。
中小・ベンチャー企業の
お助け「社外人事部長」こと
長谷川満です。

中小企業が一口に
「人が欲しい」と言っても、
実際は会社の成長度合いによって
求めるものが変わってきます。

会社の成長と求める人材の
3段階
」とは、

第一段階:誰でもいいから、
とにかく人に来てもらいたい段階
第二段階:職種に応じて選ぶ段階
第三段階:自社に相応しい人材を
選ぶ段階

・・・です。

第一段階は創業期から、事業が
上向いて来た頃の状態を指します。
「猫の手も借りたい」状況という
ことでしょう。

続いて第二段階になると、社員
も増えてきて、社内にある程度の
組織ができている段階になります。

この段階では、まだ人事部などは
ないことが多く、総務をやって
いる人などが兼務することが多い
でしょう。

第三段階に来れば、一応の部署が
揃い、それぞれ仕事が明確化され、
会社の独自性や存在理由を明文化
し、それに沿った人材採用を行う
ようになります。

この段階までくれば、会社の将来
を見据えた上で、人事部を立ち
上げる会社も多くなります。


ところで、
中小企業に人が流れてくるのは、
多くの場合
「第一志望が落ちて」「第二
志望が落ちて」・・・という
パターンを踏んでいることが
が多いのは事実です。

例えば私の知り合いで、ある
テレビ局の下請け制作をやって
いる会社の経営者がいますが、
その年に採用した新入社員は全員、
もともとの第一志望は知り合いの
会社の親会社だったそうです。

確かに、中には高望みをしすぎて
落ちた人もいるでしょうが、
一般に「良い会社に行こう」と
いう気概のある人は、それなりの
力を秘めているものです。


多くの中小企業は、人材に関して
「よりどりみどり」とはいかない
状況の中で、どうしたらより求める
人物に近い人材を獲得していける
のでしょうか?

求める人材を獲得するための
コツとは、

(1) 必要以上に求めない
(2) 最初の間口は広くする
(3) その後、間口を狭める
…です。

(1) は、とにかく相手に対して
求めるポイントを絞る」と
いうこと。つまり、あれも
これもと欲張らないことです。

(2) については、中小企業が最初
から間口を狭めてしまうと、選ぶ
余地がなくなってしまいます。
最初は「間口は広げておく」と
いうのが、良い人材を獲得する
ポイントです。

(3) で、先に(2)で広げた間口を
狭めます。「狭める」とは、
応募者に自社の求める人物像を
伝え、相手にも選んでもらう
ようにすることです。


欲しい人材を獲得する際の
注意点としては、
「一度にふるいにかけようと
しない」ことが上げられます。

たとえ手間がかかっても、
なるべく多くの中から絞り込め
るような仕掛けを考える
ことが
大切なのです。


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