べガス旅行記 | すぱイしー ているず

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支倉凍砂の日常と、とりとめもない思考を書き記すブログ。

というわけで、ラスベガス行ってきたんですよ。

なんでべガス? て私もよくわからないんですけど、べガスに行ってきました。


発案者は有沢まみずなんですけど、



有沢先生「というわけで10月にべガス行かない?」


我々「ああ、いいよー」


有沢先生「じゃあ、鈴木鈴さんとかも誘おうかー」


鈴さん「僕ですか。べガスですか。遠くないですか」


有沢先生「大丈夫大丈夫。近いし、行こうよー。というか、僕の話相手になってー(笑)」


鈴さん「そうですか。では、行きます!」


有沢先生「というわけで鈴さん来れるってー」


我々「おおー」



となったその時です。



有沢先生「あ、でも、僕、10月ちょっと忙しくなって行けなくなりましたー」


我々「(´・ω・) 」


鈴さん「(・ω・`) 」



鈴さん「まみずっ……!!!(#゚Д゚)」




な、波乱からの幕開けになりましたが、時雨沢さんが段取りしてくれて行くことに。

面子は、私、時雨沢さん、いちゃいけない人、鈴木鈴さん。


いちゃいけない奴、もういつものいちゃいけない奴です。

今年飛行機に乗って一緒に旅行するの五回目なんだけど、たまには名前出しちゃだめなの?

名前出したら死ぬの?(´・ω・`)

知人にデスノート持ってるやつでもいるの?



そんな具合で、成田で待ち合わせて、飛行機に乗って、サンフランシスコ空港を経由して、べガスに。




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べガス空港。


のっけからプレイボーイクラブの広告とかあって、アメリカ! て感じ。

あと、空港ではカウボーイハットかぶって全身ジーンズ生地で固めた爺さんとかいて、びびる。

日本で言う和服みたいな、伝統的格好とでもいうのか、いわゆるカウボーイスタイルの人が普通に歩いている。

やっぱりにあってるし。


かさかさに乾いた土むき出しの通りに面したテラスの、散弾銃をたてかけたテーブルでウィスキーとかテキーラ飲んでそう。



あと、ちょっと皆さん太りすぎじゃないですか……。

日本人はやせすぎ! て言われるのがわかる気がしました。

杖と車いす率が半端なく多い。

太り過ぎて膝と腰壊してるんだろうな……。



で、泊まったのはピラミッド型をしているとかいう馬鹿ホテル・Luxor。



こんな感じ。


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アメリカ人すごすぎる。



これ、夜中になるとてっぺん部分から光が出て、数km離れた場所からでもわかるようになってます。



内部はこんな感じ。

フロントロビー前から。



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部屋の前の廊下から。




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建物の中に五階とか六階建てのビルが入っている感じ。

エレベーターとか斜めで、超ぼろい。怖い。


普通に呼び出しボタン壊れてたり、緊急用のボタンが外れてたりしました。

アメリカ人は細かいことは気にしないのかな!



すいません。あんまりいいこと書いてないですけど、時差ボケがひどくてずっと体調崩してて、いい思い出ないんですよー。

だからなのか、悪いところばっかり目についてました。



あと、食事ね……。



とにかく、でかい・多い・脂っこい ('A`)


日本ならご褒美ですけど、三食全部マックみたいな感じで、辛かった……。


初日にホテルのカフェで、鈴さんが食ってたサンドイッチ。



サンドイッチはお皿の隅っこにあって、メインはポテト。

たーらこーたーらこーたーあーっぷーりーたーらこー、つってキューピーちゃんのたらこ星人が攻めてくるフラッシュゲームがありましたが、そんな勢いでポテトが攻めてくる。



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あと、チーズ。

とにかくなんにでもチーズがかかってる。

蛇口ひねるとチーズ出てくる。

転んで怪我したらチーズ塗って治してる。

それくらいのチーズ尽くし。



下のは、ステーキ屋で頼んだフライドポテトとオニオンフライ。

ポテトフライは、デフォルトでチーズがたっぷりかかってて、それとは別にポテトにつけて食べる用のチーズがあります。頭おかしい。

オニオンフライも、ものすごい量。



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このステーキ屋は四日目か五日目に行ったんですけど、私の胃はとっくの昔にグロッキーになってて、この二つはまったく食えませんでしたので味のレポートはないです。

ただ、ちょっと食べさせてもらったステーキはすごいうまかった!


日本にもある(名前忘れた)チェーン店なので、どうせゴムみたいな石油製品がでてくんじゃないのー、と侮っていたら、ステーキだけは信じられないほどうまかった。


ほかの店でもステーキだけは外さなかったので、ステーキにするのに適したお肉なのかもしれません。

脂少なめで、すごい柔らかいんですよ。

日本の焼肉屋で食べるお肉とかとは全く別物。おいしかった。



が。



他は壊滅的……。

というか、とにかく脂がすごくて、野菜が食べたい……野菜を……と思って、店員のおねーちゃんがホットパンツ履いてることで有名なHOOTERSにて頼んだサラダ。




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出てきた瞬間、皆、「わあ、錦糸卵が乗ってるなんて意外♪ おいしそう☆」だったんですが、食べてみて驚愕。



「節子……それ……錦糸卵やない! チーズや!」


「アメリカ人、なんですぐにチーズにしてしまうん?」



皿の上に五列の食材がありますが、上から順に、チーズ・肉・レタス(?)・トマト・チーズ。


レタスとトマトの奪い合い。

チーズと肉はほとんど残した。

まずくはないんですが、食えん……。



私の主食は、ホテルのカフェのチキンヌードルスープでした。

あと、スタバのドーナッツ。

世界展開チェーン店は偉大やで……。

キャラメルマキアートも飲みましたが、ほとんど味一緒でした。



んで、観光。

体調崩しっぱなしだったので辛かったのですが、行ってきましたよ!


まずは銃。

軍オタではないのでよくわからないのですが、私でも見たことのある銃をチョイスして撃たせてもらいました。



こういうのとか、



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こういうの。



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銃の名前忘れた。

二枚目の奴は、マシンガン。


二枚目真ん中の銃は木の台座みたいなのついてますけど、外れてると、私でも見たことのある有名な小さなマシンガン。ウージーとか言うやつ。


映画とかだと、ヒロインが片手で撃ってるイメージ。

本当にそんなに反動ないの? と思ってチョイスしたんですけど、馬鹿言うんじゃねえ……あんなもん片手で撃てるわけねえだろ……状態でした。


というか、一番上の奴なんて、重すぎて私はこんな格好です。




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へっぴり腰wwww


本人は、特殊部隊が突撃する時みたいに超前かがみのつもりです。


とにかく重い上に反動がすごすぎて、怖いわ重いわで体を前に倒せない。

時雨沢さんはアメリカ留学中に銃を所持していたらしく、様になっておりました。



で、一番楽しみだったのは、スナイパーライフル。

スナイパーかっこいいよね!



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狙撃って結構才能が占める割合が高いとか聞きまして、私にも実は隠れた狙撃の才能があるんじゃないかしら? とかドキドキしてました。

冷静沈着、冷酷無比、七転八倒、色即是空のスナイパー。

才能が開花したらどうしよう!(*ノノ)
名刺に、スナイパー作家支倉凍砂とか書かないとなあ、とかちょっと本気で思ってました。


結果。


まったく当たらず(:D)| ̄|_


反動が怖くて、引き金引くときに銃が動いちゃったりするんですよね……。


ところが、毎夜作家仲間とネット上でCoD(対戦型戦争ゲーム)で銃を乱射している、ゲーム脳代表鈴木鈴さんは、400m先の的にぱこんぱこん当ててました。


ゲームやってれば狙撃の技術が上がるらしいです。

これはつまり、エロゲーばかりやってるとモテモテになると言うことなの? そうなの????



あと、時雨沢さんは軍オタなので、手のひらサイズの馬鹿でかい弾を発射する頭のおかしい銃とかを撃ってました。

別行動でやってたので現物は見てないんですけど、1500m先の的を吹き飛ばしてたらしいです。

科学技術ってすげえな……と思いました。



ここの射撃サービスは日本人の夫婦の方がやってて、日本語が通じて大変安心感がありました。

また、インストラクターの奥さんがお弁当におにぎりを持ってきてくれて、「日本食! 日本食や! チーズとポテトにまみれていない、ノンオイル・フードや!」と喜び勇んでかぶりついたら……


スパムおにぎりだった(:D)| ̄|_


凄いおいしくてお代わりしてしまったけど、スパムですらおにぎりと言うだけでだいぶヘルシーに感じてしまったことにちょっと笑ってしまいました。



んで、射撃のほかの観光ツアーは、グランドキャニオンです。

私は地理には大変疎く、グランドキャニオンって南米にあるんだと思ってました。ごめんなさい。


ただ、このグランドキャニオンツアー、砂漠地方なのに雷雨が降ったり霧が出たりと、三回に渡ってキャンセル。

四回目のラストチャンスでようやくいけました。



夜明けの空港。


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下は、飛行機から。



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川はコロラド川?

よくわからないけど、川です。


飛行機でグランドキャニオンまで一時間くらいかかるんですけど、この時点でもう自然が雄大すぎてすごい。


で、飛行機降りて到着したら、超寒いw


息が真っ白になるくらい寒くて、冬の山です。

標高がむちゃくちゃ高いので、寒いのです。


そんな中、白人御一行様は半袖に短パンで、「YEEEAAAHHH!!」とか騒いでたぜ!

絶対おかしい。

他のツアー客(フランスとかヨーロッパ系)の人も驚いてた。


で、さらに空港からバスで三十分くらいかけて、グランドキャニオンに到着。




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たたずむ時雨沢さん。


正直、雄大すぎてわからない!!

超広大なので、大きさもよく把握できないし、もうCGにしか見えない。


それに、「落ちたら自己責任」の厳しい自然の掟なので、柵とかもろくに設けられていません。

時雨沢さんがたっている場所も、あと数十センチで数百メートル下まで続く崖です。



やー、すごいね!

凄いとしか言えず、呆然としていましたw





あと、べガスの都市観光もしました。


私は映画の『オーシャンズ11』がすごい好きなので(好きだと言うと、周りの映画好きから超バカにされるんですが……)、ベラッジオホテルはちょっと感動だった。


噴水ショーのある場所です。



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こんな感じ。


ちなみに、このホテルではシルク・ド・ソレイユというサーカス集団の『O』という演目がやってまして、ショーが見たい! けど、チケット予約とかしてない! メイのバカ! もう知らない!


と、我々がもさもさ騒いでいたら、とある人が懐からDINERSのBLACKカードを取り出しまして、魔法を唱えてくれました。


するとアーラ不思議。

前日予約で、前から三列目のど真ん中の席が取れました。

しかも正規料金で。


完全に魔法でした。

このネタは、ビリオネアガールで使えるっ……!



で、シルク・ド・ソレイユすごい! 水をテーマにした演目だったんですけど、ホテル併設の舞台が、その演目しかできないような超特化の装置を備えていて、むちゃくちゃすごかった。

あれを見るためだけにもう一度行ってもいいなあ、てくらいでした。


機会があったら日本でも見てみようかなと思いました。



ほかにもストラトスフィアという展望台に登ったり、クイーンズストリートのショー見に行ったりしました。


体調悪いのと、食事が合わなかったので、ダブルパンチでしたが、それでもまあ全体として楽しかったので、体調が良ければもっとよかったのになあ、と思いました。


で、ここまでギャンブルの話してないですが、お察しください。

負けたよ負けました。('A`)


あと、結論として、スロットやるくらいなら、日本でパチンコ打つ。

日本の娯楽産業はすごいよ。面白いよ。なんでアメリカのスロットあんなにつまんないの……。


ルーレットは面白かったです。

でも、言葉ができないから盛り上がるにも限度があったので、それは残念。


クラップスとかいうゲームも超盛り上がっててやってみたかったけど、ルールが複雑そうなのと、言葉ができないとだめっぽそうだったので、やらず。

次はやってみたい。



そんなこんなで日程もこなし、帰国。


で、帰りの乗り継ぎのサンフランシスコ空港で、日本食料理屋を発見し、我慢できずに飛び込む我ら。


そこで各々注文したのですが、鈴木鈴さんの頼んだ鍋焼きうどんが来ない!

あまりにも来ないので時雨沢さんが英語で確認したら、注文が通っていない!

皆すでに食べ終わっている!

鈴さん、「もういいです」と諦める!


我々、店を出る!




その直後の鈴さんを激写。



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どんだけ食いたかったんだよ。(´ω`)



そんな感じの、べガス旅行でした。





次はパラオでダイビングかな。(゚Д゚)