親は、こどものすることに口を出さず
そっと見守るべきときがあると思うのです。
カツオがやけに静かだなあと思ったら
（そんな時はたいてい、
好ましくないことをしているものですね。）
エプロンやハンドタオルなどをいれてある
籠から、中身を引っ張り出しているではありませんか
しかろうかと思ったのですが
やけに真剣な表情で、引っ張り出したものを積み重ねているので、
これはもしかして、
私が洗濯物をたたんでしまうのを真似しているのかも・・・
と思い、ぐっと我慢して見守ってみました。
すると、すべてを積み重ねて
タオルの小山を作り上げると、
満足したようにほかの遊びを始めたので
私は、こっそり、タオルを元に戻して
「そうよ。これはお手伝いの芽かもしれない。
その芽をつみとらないように
ぐっと我慢するのが賢いママだわ。」
なんて自己満足に浸っていたのですが
もちろんそれは一度きりではすまず
でも、一度しからなかったものを、
2度目からはしかるというのもいかがなものかと
さらに我慢していたのですが、
さすがに何度もたたみなおしてしまっていると
我慢も限界になってしまい
「もうやめて～」と叫ぶ結果に
そして叫んでもやめないので、最終的には籠ごと隠しました。
見守るって、試練ですね。
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