緊張しない方法 | 【高知】【東京】フリーアナウンサー長谷川恵子

【高知】【東京】フリーアナウンサー長谷川恵子

元RKC高知放送アナウンサー、長谷川恵子。
ただいま夫の転勤で東京で暮らしています!
子育て、仕事、学んだことを書いたり書かなかったり・・・

たまには少し、アナウンサーらしいことも書いてみようと思います。



アナウンサーの仕事をしていると


「どうしたら人前で緊張せずに話せるんですか?」


とよく聞かれます。


なのできょうは「人前であがらず話す方法」について


書いてみたいと思います。




私は緊張があまり表に出ないタイプのようですが、


決して人前に立つときに少しもあがらないわけではありません。


が、10年の局アナ経験で、心臓に毛がはえた・・・わけはなく


その対処法が身につきましたにひひ




要は「なぜ緊張するか」を自分に問いかけると


「自信がないから。」


なぜ自信がないのかといえば、


「経験不足、準備不足だから」という答えにたどりつきます。




経験はつまなければ仕方ありませんが、準備はできます。


例えば、司会の仕事ならば、事前に何度も台本に目を通し、


実際に声に出してリハーサルをしてみる。


といっても、当日になって台本が変更があることもあります。


でもそれも、どんな変更がありうるかをシミュレーションし、


「そのときはこう言おう」というセリフを準備しておけば


それほどあわてることもありません。


そして経験をつんでいくうちに、


色々な場面での言いまわし方が身につき、


そこまで時間をかけて準備しなくても、対応できるようになったのです。




ですからあなたも、人前で話をするときには


一人で声に出して練習、なんて、なんだか恥ずかしい・・・と


思わずに、リハーサルをして、


さらに本番で成功した自分をイメージすれば


緊張はずいぶん、取り除かれると思いますよ。




また、アナウンサーの訓練でまず最初に行うのが


腹式呼吸ですが、これも緊張緩和に役立ちます。


緊張して胸がドキドキしているときは、呼吸も浅く、


意識が胸のあたりに集中していますよね。


そんな時、ゆっくりと腹式呼吸をして、意識をお腹におろしていくと


気持ちもぐっと落ち着きます。


また、緊張で声が震えると、


「声が震えてる~」と思うことでさらに緊張してしまいますが、


これもお腹から声を出すことで緩和されます。




そして最終的には「開き直り」も大切ですよね!


私は、毎年年末に放送されるニュースの特番は、


普段とは違う内容で長時間の生放送、とても緊張していましたが


「生放送なんだから2時間後にはすべて終わってる。


失敗しようとどうしようと2時間後にはビールを飲んでるさ。」


開き直っていましたよ。




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