日本オペラに初めて出演した、そのオペラが3月に
再び公演されます。平安時代のお話。
着物を身に着けての初めての経験でした。
稽古の時、帯が上手く結べず、不器用さになさけなく
なったりいたしました。本番は長袴、一歩3秒すり足
で歩けと言われ、夜、道の白線で練習したりしました。
きょう、偶然そのチラシに出会い、当時を思いだしながら
帰宅したんです。今、若い出演なさる方々が、どのよう
な舞台を作るか興味があります。
当時、いつも1番乗りで楽屋入りし、
化粧、着付けをして頂き、皆さんが楽屋入り
してくるときには、私は出来上がっていたので
ゆっくりと、役に落ち着いて取り組めました。
乗り物が、事故などあると焦りますから、との思い
からそんなことをしたのです。
同じ公演は、ポーランドの芸術祭に招待され、参加
させていただいたのです。なかなか行けない国でした
から大変幸せでしたね。ポーランドの人々はとっても
親日的でした。ショパンの生家は一面ジャガイモ畑
の間を通り抜けワルシャワからタクシーで2時間程
かかったかと記憶しています。人々と言葉はわからなく
ても、そこは、音楽の力、、、、なんとなく通じて
しまうのね、、、町並みも美しい。戦争の後もそのまま
考えさせられました。舞台装置が美しくお客様達は
さすがでしたね~
チラシを見たおかげでもろもろも思いで
に包まれました。3月観に行こうとおもいます。
新国立劇場です。どうぞお出かけくださいませ。
風、声のデザインルーム、、haruyo