いなくなること | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

息子さん、脱走癖ってか、ようおらんようにならはった

これまで、いなくなり、県外で見つかったのは、9回

広島駅から、盛岡駅まで相当広範囲やった

で、篠山市内で見つかったのは、その倍くらいあった

なので、障害のあるお子さんがいなくなる

ことでの、死にそうなくらいの心配な親の気持ちは

痛いくらいわかる
(私は、寿命が120歳くらいあったはずなのに、今では、70歳になっちゃった。そのくらい、ココロが悲鳴をあげ、ボロボロになる)

幸いなのは、ネットがなかったから

事が大きくならないうちになんとか解決できたこと

最後の方は、ツイッターにカキコしたほうがいいのか~って思ったけど

それも、なんだかな~だったし

なんとか1日のうちに見つかったので、助かった

することは、すぐ警察にいうこと。それから、うちの場合は、JR。全国手配。

二つ目の幸いなのは「鉄」であること。だから、鉄道内か駅にしかいないはずと絞れることだ。

しんどかったのは、大きくなってから

小さいうちは、誰かが気をつけてくれるけれど、大きくなるとわからない

「変な人」ってな感じで、関わりを持とうとしないから、駅員さんや乗務員さんに報告しないから見つかりにくい

服も黒とか紺とかベージュとか、「透明傘持ってます」って、それ、みんな持ってるやん

なので、今は派手な色の服を着てる。じゃないと見つからないよ

黒、紺、ベージュ、モスグリーンなんて、保護色みたいなものだ。

彼らがいなくなるのは、人手が多い時。帰り際とか、ざわざわしてるとき。誰かが見てくれているに違いないと人を頼るとやられてしまう。

だから、一人でみてるときは、いなくなることがないんだ。まあ、隙いうのはそういうときに生まれるのだろう

それから、もう長く何回もしているから、彼らがでてしまうきっかけっていうのがあるのもわかる

その前に、本人にとってかなりざわざわした出来事がたいていある。だから、落ち着いてないんだ。

で、ちょっとドアや窓が開いてると、ふっと体が動いてしまう

でも、「どっかに行こう」と思って出ちゃうわけじゃない

たまたま「出られた」すると

もう

「迷子になっちゃう」んだ

戻り方がわからないから。あら、わかんなくなっちゃった(たった数メートルでも)

そして、不安になるから、「知っているところに行こう」って思う。それしかできないし。

そうして、知っているところへ行く。それをA地点としよう

そして、誰もこない、ひとりぼっちとなると、また

「知っているところに行こう」となってしまう。でB地点に着く。そこからまた同じことを繰り返す

目的なんてないよ。知ってるところに行くしか方法がないんだ

想いが残っているから、そこへ行くっていうことじゃないんだ(『光とともに』ではそう描かれていたけど。あれは、こちらがそう解釈したいだけ)

いなくなりやすい子は確かにいるから、何回か前例があったら、やっぱり、対策を取ったほうがいい(スケジュールを本人が立てるとか、GPSとか)


詳しいことは、また個人的に、ハルネットやセミナーのQ&Aとかで、聞いてください