ほとんど歌わずに友達と話し込んでたっけ
ちょびっと明菜ちゃん歌った程度
………………
一緒にいた友達はまだ若く
ご主人を病気で亡くして まだ数ヶ月
49日が終わったら ご飯食べに行こうねって
カラオケ行こうねって 約束してたの
昨日が その約束の日でありました
ご主人の病気のことは聞いてたし
入退院を繰り返していたこと
ずいぶん良くなってること
ぽつりぽつりと 話しは聞いてた
でもね まさか亡くなったとは…
亡くなったことを聞いたのは職場
他に2人いてね
私含め3人に向けての報告でありました
聞いた瞬間
その2人は目をまーるくして固まった( °д°)
…
え?固まったまま無言?
…
席に座って 固まったままの2人 ( °д°)
その前で 立って報告する彼女
彼女は表情は暗くなかった
努めて淡々と話し 努めて笑顔を作ってた
でも 彼女の目に涙が溢れて来た時
そか
って私も笑顔になってた
…
なんだ このシチュエーションは
次に私の口から出た言葉は
ちゅーしてあげた?
…って おい、私何言ってんだ?
はぁい しましたぁ~
ポロリ涙をこぼしながら 笑顔の彼女
その言葉には力があったよ
さらに私は
守ってくれる人が出来たんだね
守ってくれる人がいる人は
強いよね
しばらくは ずっとそばにいてくれるからね
とかなんとか
…言ったような気がする……
あんまし覚えてないの…
その間 他の2人は終始無言
おい なんか言えよ
………
バカか?
と 思われてるだろうな私
でも 当の彼女は笑顔だし
これまでの信頼関係があるから
彼女は変に思ってないだろうし
口から出たものは仕方ない
ま いっか
で 先に仕事を終えた私は職場を後にしたのでした
その日の夜
私は彼女にメールを送りました
~続く