『養生訓』 畏れと慎み(巻二39) | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「長生きする術は、食欲と色欲とを少なくし、心を平和にして、ことに臨んで常に畏れ慎んでいれば、物にやぶられることなく、血気はおのずと調って、病気になることはない。このようにしていると長生きできる。これが長生きの術である。この方法を信じて実行すると、この方法を貴ぶべきことが、巨万の富を得た以上に重いものであることがわかる。」


「養生術の第一は心気を養うこと」 であり、そのためには「養生を害するもの」 を避け、「人生の三楽」 を求めることと、益軒先生はおっしゃいます。 「養生の要は忍ぶこと」 であり、「身を守る畏の一字」 「忍の一字が大切」 で、「命の長短は養生次第」 なんですね。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


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春月の『ちょこっと健康術』-ピラカンサ
これはピラカンサではなくて、トキワサンザシらしい。