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一昨日の「安保流ストレスを減らす方法」で、安保先生の「過剰なストレスをかかえ込まないための4カ条」をお届けしました。ストレス軽減には、気の持ちよう、つまり心(こころ)の持っていきかたが大切だってことですよね。
心って、どこにあるんでしょう?そもそも心って何?英語では、心も心臓もハート。国語辞典によれば、心は「欲望、感情、理性などの働きの総称」です。ということは、心は脳の働きで生み出されているものってことになりますね。
感動すれば心臓はドキドキするし、悲しいことがあれば心臓がキュンとなる。だから、心は心臓にあるって、昔の人が考えたのは当然のことだけど、もちろん、心臓は血液を送り出すところで、ものを感じたり考えたりしてるわけじゃない。心は脳にあるんです。
じゃあ、心が動いたとき、脳の中では何が起こってるんでしょう?脳は神経細胞のかたまり。密接な連絡網で互いにつながっていて、神経細胞と神経細胞の間は、神経伝達物質が連絡係を勤めます。その神経伝達物質の量が、うまくバランスを保った状態にあれば、平常心でいられるしくみになっています。
昨日「脳のエネルギー源は糖質」に書いたように、脳の神経細胞が働けるのはブドウ糖パワーのおかげですが、連絡を取り合うのに使う神経伝達物質の材料はアミノ酸なんです。つまり、平常心はアミノ酸によってつくられるということになりますね。
アミノ酸には、体内でつくれる12種類と、つくれない8種類があります。つくれないものは、必須アミノ酸と呼ばれるもので、食事からとるしかありません。これについては、また今度。
今日もいい1日にしましょう。
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