免疫力アップの食事法 その2 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


「元祖「爪もみ療法」とは?」 に続いて、「免疫力アップの食事法」をお届けしています。2回目の今日は、1回目 でリストした18について、少し詳しくお話しますね。


1 「丸ごと食品」を食べる

玄米や豆、ゴマのように、殻や鞘をとっただけの発芽するパワーを持った「丸ごと」。あるいは、じゃこやめざし、小エビのように、頭から尻尾までの「丸ごと」。栄養バランスがいいからですね。


2 発酵食品を食べる

ぬか漬け、味噌、しょうゆ、納豆、ヨーグルトのように、微生物パワーで発酵・熟成した食品。食材本来の栄養素+微生物の有効成分+発酵過程で生じる酵素がいいんですね。


3 食物繊維で腸を活発に

食物繊維が豊富な食品は噛み応えもあります。よく噛むことで唾液の分泌が増え、また繊維そのものが腸管を刺激します。消化器系が活発に働くことで、自律神経も刺激されるというしくみ。よく噛むことと繊維による便秘予防には、ダイエット効果もありますし。野菜はもちろん、海草、きのこがおすすめです。


4 「いやいや食品」で排泄反射を刺激

酸味・苦味・辛味のように、ちょっと舌に刺激的な食品。実は、本来身体が摂取したがらない食品なので、入ってくると胃腸はふだんより活発に動いて、早く排泄しようとします。それを利用しようということですね。ただし、摂り過ぎは負担になってしまうので禁物です。


5 体温を上げる食事をとる

自律神経がうまく働かないと、体温は低下して免疫力も下がります。身体の冷えるような食品は、必ず温める性質を持つ食品と組み合わせましょう。スパイスには温める作用を持つものが多いので、上手に使ってくださいね。


6 適量の水分をとる

身体は1日に2.5リットルほどの水分を排泄しています。ところが、食事によって摂取される水分と、体内のエネルギー代謝によってつくりだされる水分とを合計しても、1.3リットルにしかなりません。なので、少なくとも1.2リットルは、水分補給の必要があります。水分が不足すると、ドロドロ血になるので、気をつけましょう。


7 年齢に応じて食を選ぶ

成長期の子どもやスポーツ選手のように、活発に身体を動かす人たちは、白米でエネルギー補給したほうがいいようです。玄米は咀嚼にも消化にも時間がかかるため、間に合わないんですね。肉類も多めで、交感神経を刺激して、やる気を引き出すのがいい。自分の活動量を考えて、食事を選びましょう。


8 神経質にならず、楽しく食べる

食事はまさに健康の源。身体は食べたものでできてますからね。「玄米じゃなきゃ」とか、「1日30品目摂らなきゃ」とか、必要以上に神経質になってストレスになってしまっては、本末転倒。「おかずに合わせて、今夜は白米」とか、「今日はちょっと野菜が少なかったから、明日は多めにしよう」とか、柔軟に対応しましょう。


食事も生活も、バランスよく、楽しく。今日もいい1日にしましょう。


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