『養生訓』 心の楽しみを知る(巻二21) | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「ひとり家にいて、静かに日を送り、古書を読み、古人の詩歌を吟じ、香をたき、古法帖(古い名人の筆跡をうつした折本)を見て楽しみ、山水を眺め、月花を愛で、草木を愛し、四季の変化を楽しみ、酒をほろ要程度にたしなみ、庭の畑でとれた野菜を煮たりするのも、みな心を楽しませ気を養う助けになる。貧しく賤しい人であっても、こうした楽しみは、いつでも持つことのできるものである。もしこのような楽しみをよく知っていれば、富貴であってもこの楽しみを知らない人よりは、優っているといえるであろう。」


養生法というと、あれはダメ、これはダメというイメージを持ってしまいそうですが、そんなことはなくて、心の楽しみも大切♪今どきなら、ブログも気を養ってくれそうですね。笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだり。。。同じ空の下、みんな一生懸命、生きている。励まされます。こころほっこりします。


今年もアメブロで養生、養生♪


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


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