はじめての方は、まずこちらをお読みください。

 はじめに

今日の読売新聞に、遺伝性のがんについての

 

記事があったので、ざっくり要点を書いてみます。

 

 

・乳がんのうち、5~10%は遺伝性のがん

 

・遺伝性のがんの人のうち、乳がんを発症する可能性は

 40~90%、卵巣がんは10~60%

 

・乳がんの発症者は、反対側の乳房にもがんができる確率は

 40~60%

 

・血縁者に乳がんや卵巣がんの患者がいれば、

 遺伝性のがんの可能性もある

 

・遺伝性の乳がんは40歳未満の若年発症で、

 ホルモン治療も分子標的薬も効かないタイプが多い

 

・がんの増殖が速いが、抗がん剤の治療は他の乳がんよりも

 効く傾向がある

 

・予防のための手術はできるが、自己負担なので、

 現実的には定期検診を受ける人が多い

 

 

☆遺伝性のがんの診療体制が整った医療機関

 

・北海道 北海道がんセンター

 

・福島県 星総合病院

 

・千葉県 聖隷佐倉市民病院

       亀田総合病院

 

・東京都 ナグモクリニック

      聖路加国際病院

      がん研有明病院

 

・神奈川県 神奈川県立がんセンター

 

・静岡県 聖隷三方原病院

 

・愛知県 名古屋市立大学病院

 

・大阪府 北野病院

 

・兵庫県 関西労災病院

 

・愛媛県 四国がんセンター

 

・鹿児島県 相良病院

 

 

上記にあげた病院には

 

・乳腺専門医が常勤

 

・遺伝カウンセリング体制整備

 

・遺伝性乳がん・卵巣がんの遺伝子検査実施

 

・発症前の反対側の乳房の予防切除、

 未発症の乳房の予防切除、

 卵管卵巣の予防切除を実施

 

といった体制が整っている病院です。

 

 

ご参考までに