久しぶりのブログです。
実は、脳出血後意識の戻らなかった義母が先週旅立ちました。
覚醒を司る視床という部分で大出血を起こしたため、昏睡状態のままの入院生活は3ヶ月続きましたが、いつの間にか昼は目を開けるようになり、喋ること、飲み込むこと動くことは出来ませんでしたが、こちらの言う事は聞こえていたし、ある程度わかっていたように思いました。
しかしながら、起きていても動けない、食べられない状態では本人もさぞかし辛いだろうと…夢うつつの状態の方がまだしも幸せなのではなかろうか…と、見舞うこちらも複雑な心境でした。
点滴と酸素だけの処置で3ヶ月、命を燃やし尽くし、静かに往生、88才の生涯を閉じたのでした。
入院中は昼夜を問わずお世話して下さった看護師さん、先生、スタッフの皆さん、本当に有難うございました。
そして、私もいつもブログを読ませて頂いてた小林麻央さんが亡くなったことも非常にショックでした。
ご自分の体が本当に辛い状況の中も、いつも優しさと明るさ、感謝に満ちた内容で…心配しつつもいつも心が暖かくなり、色々なことを教えられていました。
何とか奇跡が起き、元気になられることを願っていましたが、残念です。
あのユーモアと愛情溢れる語り口が更新されないのはとても淋しいです。
でも、奇跡は起きているのかもしれません…
彼女の如来様のような優しさは、見る人に、本当に大切なもの、純粋なもの…を呼び起こし、愛情、感謝、前を向く勇気…の素晴しさを伝えてくださいました。
麻央さんは本当に、多くの人の心に生き続けていくのだと思います。
慎んでご冥福をお祈りいたします。