今日は、肝臓付近に感じる痛み以外は、そこそこ好調。あとは、もう少し前向きな気持ちと食欲さえ戻ってくれば満点です。ただ、明日はどうなるかまったく分からないんですけどね。

腰の痛みは、ほんの少しだけよ良くなっている感じもありますが、ほぼ変わらず。特に会社から帰る頃になると痛みがでで、同時に胃痛も感じ始めたりします。

さて、昨日の夕方以降に感じ始めた、肝臓付近の痛み。腫瘍があると思われる右胸の肋骨のあたりが痛みます。

昨日、自宅に帰る前は、深呼吸をすると痛みがありました。家に帰ってソファにダラーっといつものように座ると、激しい痛みがでてビックリ。さらに寝ようと思ってベッドに入ったら、痛みがでていつもの姿勢で寝ることができません。

姿勢の変化によってこんなに痛みがでるとは思ってもいませんでした。「いてててて・・」と悲鳴に近い声をだしちゃうくらい。

左を下にして、枕をかなり高くして、背中にクッションをあてて、どうにか我慢できる程度の痛みに。試行錯誤のあげく、午前2時過ぎにようやく寝ることができました。

今朝も痛みが続いていたので、主治医の診察を受けました。前回、予約なしなので朝早く行ったのに、診察まで4時間くらい待ちました。今日ももちろん予約なし。

「じゃ、ゆっくり行ったほうが結果的に待たされないのでは?」と考え、ちょっとゆっくり目に行きました。でも、結局すべてが終るまでに4時間半。とほほ。で、会計は220円。安くていいんだけど、力が抜ける感じ。

ちなみに、僕の肝臓の腫瘍は表面に近いところに1カ所、5cm程度です。背中の傍大動脈のリンパ節の腫瘍と、ほぼ同じ高さにあります。

主治医の見解は、肝臓の腫瘍が原因で何らかの症状がでることは現状ではほとんど考えられない。結局は、傍大動脈のリンパ節の腫瘍に起因する神経系の痛みではないかとのこと。

血液検査などで、原因や状態を多少なりとも調べる事はできるが、それらが分かったとしても、フェントステープなどの痛み止めによって対処するしかないとのことでした。

肝臓の腫瘍そのものが増悪以外の何か「重大な変化」を起こしているわけではないと言うのが分かったことで、ひと安心。でも、結局は痛み止めを使うという「緩和方向」の結論。ちょっと残念です。

いまさらながらですが、根本的な解決は「腫瘍の縮小」しかないんですよね。そうでなければ「緩和」で対応する。これががんによって生じる症状の治療の基本方針。分かっちゃいるんですが、ある意味残念です。

さて、前置きが長くなりましたが表題の件。国がんが、スマホアプリ(ただしiPhone限定)で、がん患者の日々の体調変化などを記録するアプリを作ったそうです。ちょっと「がんと就労」方向かも。それを分析して、がん患者のQOLの向上などにつなげるそう。

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◆国立がん研究センター、がん患者の働き方把握 スマホで
(2017年5月26日、日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H28_W7A520C1CR0000/

以下、上記の記事から。

●国立がん研究センターは26日、スマートフォン(スマホ)を使い、がん患者の労働や生活の実態を調べる研究に乗り出した。(中略)患者がスマホに入力する日々の体調変化などの情報を分析し、治療による体や仕事への影響などを明らかにする。

●同センターが開発したスマホアプリ「がんコル(QOL)」を使って調べる。(中略)同センターは患者400人以上の参加を見込んでいる。

●治療効果の向上で働きながら治療を受ける患者が増えているものの、薬の副作用などで心身の状態が変化し、仕事の効率が思うように上がらないケースもあるという。治療と仕事の両立は、社会的な課題になっている。

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本件は、国がんのHPでも詳しく紹介されています。すぐにでも参加できるみたいなので、参加してみようかしら・・。

◆みんなで取り組む研究アプリ「がんコル(QOL)」のご案内
(国立がん研究センターのHP)
http://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/gan_qol.html



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