イリノテカン+アービタックス療法1クール目の9日目。

昨日はアービタックス単剤の投与でしたが、意外にも悪心がでて、胃が痛くなりました。今日も続いており、体調イマイチです。

投与の直前に昼メシを食べて、すぐにポララミンで寝ちゃいます。胃腸も寝るでしょうから、それも悪いのかも。胃痛は背骨の不調にも起因するものかも知れません。

ここのところ毎日背中が痛いので、オキノームは1日2包飲んでます。でも、背中の凝りや張りには効かないみたいでそこは辛いまま。骨の痛みには効いてると思うんですけどね。

ブロ友さんから教えていただいたロコアテープは、かなりの効き目。貼ってすぐに効きます。ただ、使用には多少の注意が必要だし、処方にはルールがあるようなので、ご利用の際は先生と良く相談して下さい。

ところで、今日、昼過ぎにようやくお約束の下痢が来ました。下痢ちゃん、遅かったじゃない。いつもは、5日目から始まって9日目くらいで終了します。今日以降続くかどうかは、神のみぞ知る。

さて、今日は放射線科のセカンドオピニオンに行ってきました。

予想通り、トモセラピーや完治を目指した放射線による治療は、現状ではできないとのこと。転移が広範囲に渡っており、放射線によって免疫力が下がるので適用にならないそうです。

たらればですが、2013年の直腸切除後の状態(肝転移、傍大動脈リンパ、左鎖骨下リンパへの転移)であれば、適用になっただろうとのこと。その時受けていれば、どうだったんですかね?

もちろん、化学療法によって腫瘍が縮小すれば検討の対象にはなると。ただ、2013年の状態に戻るというのは、なかなか難しいでしょうね。

現在の背骨への浸潤に対する照射については、緩和の意味だけでなく、治療効果という意味でも意義があるようです。早く受けたほうがいいかも知れません。

その照射(3グレイ×10日程度)は、どこで受けても大きな差はないので、現状の病院で受けることを勧められました。ただ、再度同じ場所に再発した場合は、こちらの病院で定位照射ができるので受診して下さいとのこと。

副作用については、悪心などがあるが化学療法のそれに比べたら、大したことはないとのこと。化学療法の悪心に耐えられるのであれば、ほとんど問題にならないそうです。

ちなみに、骨への浸潤はかなりのレアケースだそう。10%もないくらいとおっしゃってました。僕の主治医も経験上ないと言ってたし、本当にレアケースなんでしょうね。

さてさて、今日のセカオピは3時の予約だったのですが、スタートはほぼ5時。待たされるとは聞いていましたが・・。

とは言え、超がつくぐらいとてもいい先生でした。適用にならないと聞いた僕に気を遣って下さり、やたらと励ましてくれました。これなら、2時間近く待っても問題になりません。

肺や肝臓が元気だから、まだまだ大丈夫。新しい薬もどんどんでてくる。東京オリンピックは、絶対に観ましょう。など、いろいろな言葉を尽くして僕を元気づけてくれました。

先生曰く、がんとの闘いはインベーダーゲームのようなもの。遠くにいるときにしっかりと攻撃しておくことが重要。近くに来ると、応戦が大変。んー、素晴らしい例え。

先生、ありがとうございました!またいい先生にお会いできて良かったです。

放射線、早いうちに受けておけば良かったかなぁ・・。


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
☆大腸がんブログはこちら!☆