イリノテカン+アバスチン療法7クール目の6日目、好調です。お腹の調子も、ほぼ大丈夫です。これからどうなるかは分かりませんが・・。

さて、昨日UMINにアップされたばかりの、ホットで素敵な治験情報です。まだ、国立がん研究センター東病院のサイトにすら載ってません。
mstnさんから教えていただきました。ありがとうございます!

<治験情報>
◆切除不能・再発結腸・直腸癌患者を対象としたBBI608とPembrolizumabの同時併用療法 第Ib /II相臨床試験
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000026630

がん幹細胞をやっつけてくれるBBI608と、「がんが治ってしまうかもしれない」免疫チェックポイント阻害剤ペンブロリズマブの併用試験です。これは、見逃せません。

試験は、第Ib相、第II相が登録されており、それぞれ、気になる参加条件のポイントは下記。

●第Ib相:標準化学療法治療歴に不応、不耐な消化管癌

●第II相:転移性結腸・直腸癌に対する1レジメン以上の標準化学療法治療歴を有し、それらの化学療法に不応又は耐量不可である

BBI608は2014年に大腸がんの試験でコケています。また、免疫チェックポイント阻害剤はMSI-H=マイクロサテライト不安定性大腸癌でないと効かないと言われています。ステージIVの大腸がん患者で、その割合たるや1~2%程度と言われています。

果たしてこの2剤の併用療法で効くのか?という疑問はあるものの、第II相ならば僕の条件にも合うし、もし効かなければ治験が中断されるだけで、また元の治療に戻ればいい。しかも、2剤とも副作用はマイルドと言われています。

ということで、早速、大きな期待を抱きつつ国立がん研究センター東病院に問い合わせをしました。

結果は、現状では治験の対象にはならないとのこと。んー、残念。

まずは第Ib相からスタートして、しばらくしてから第II相がスタートするそうです。試験登録は同時にするけど、実際の試験は同時並行では行わない、という事なんですね。第II相のスタートを要チェックです。

もし標準治療が終わってしまった方がいらっしゃれば、大チャンスかも知れません。上記の他にも条件はありますが、検討の価値はあると思います。

条件の中に「MSI statusが確定している」とありますが、もし調べていなくても来年になれば保険承認される予定です。

(ご参考)
◆【朗報】BRAF、MSI、両検査承認へ!!
(2016年7月17日のエントリー)
http://s.ameblo.jp/harumochi555/entry-12181513951.html

◆TAS-102発売、BBI608フェーズ3投与中止(メモ)
(2014年5月23日のエントリー)
http://ameblo.jp/harumochi555/entry-11859049505.html



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