イリノテカン+アバスチン療法4クール目の17日目。

こちらはサムネイル用のワンコ。可愛い過ぎる。
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今日は嫁さんにアタマをバリカンで刈ってもらいました。バリカンで刈るのは2回目。素人でも結構上手に刈れますね。ブツブツが汚くて済ません。
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この髪型なら、ハゲなので刈っているか、あるいは、ライフスタイル的なハゲ(笑)に見えます。あまり病的に見えないのが嬉しいです。

さて、この週末は、忘れた頃にやってきた副作用に少しやられていました。

金曜日の昼くらいからだんだん落ちてきて、自宅に帰った頃はかなり不調。悪心はあまりないのですが、倦怠感と食欲不振と無気力、さらに肩の痛みが入り混じってすぐにダウン。

土曜の朝に起きた時は、さらに頭痛が加わりました。昼前に嫁さんを医者に連れて行かなければいけなかったので、ロキソニンを飲んで半ば無理やり車でお出かけ。

その無理やりが良かったのか、徐々に復調。帰ってきた後は自宅でまったりしていましたが、普通に過ごせました。

でも、また今朝は不調で起きられず。昼頃にようやく起きましたが、倦怠感と食欲不振と無気力は相変わらず。でも、意外にも普通に食事ができて、だんだん復調してきました。

という感じで、金曜日は午後からダメダメ。土日の両日とも昼過ぎまでダメダメ、午後から復調してますが、これはいったい何なのか?やはり、副作用なんでしょうね。

こんな時期にも副作用が来るなんて、やはりイリノテカンとはかなり相性が悪い模様。今後が思いやられます。

と、前置きが長くなりましたが、表題の件。イリノテカンは不調が思ったより長く続くし、キツいので、もう少し何か薬剤の助けを借りられないかと考えています。

以前のエントリーで、癌治療学会の制吐療法を紹介しました。

◆吐き気を止める治療法(制吐療法)まとめ
(2016年2月1日のエントリー)

制吐の基本は、下記の三種の神器とも言える薬剤が基本となります。

●コルチコステロイド(=デキサメタゾン=デカドロン)
●5-HT3受容体拮抗薬(アロキシ、ナゼア、セロトーンなど)
●NK1受容体拮抗薬(=イメンド)

コルチコステロイド、5-HT3受容体拮抗薬は、点滴でも経口でも投与を受けています。イメンドだけは、オキサリプラチンの頃に試しましたがイマイチ合わず、その後は服用していません。まずは、イメンドをもう一度試すことからスタートしようと思います。

ただ、デカドロンにしても、イメンドにしても、化学療法から数日で服用は終了してしまいます。その後の副作用に対応するために、何か薬剤がないか、探してみました。

癌治療学会のHPにある制吐療法では、補助薬として、ロラゼパム(=ワイパックス=抗不安薬)、H2遮断薬またはプロトンポンプ阻害薬(=簡単に言えば胃薬)が示されています。

ロゼパラムは予測性の嘔吐などに対応するものではないかと推測されます。で、H2遮断薬とプロトンポンプ阻害薬は胃薬なので、効き目はイマイチかと。

その他に比較的よく聞くのは、下記です。

◆フェノチアジン系抗精神病薬
プロクロルペラジン(ノバミン)
クロルプロマジン(ウインタミン、コントミン)

◆ブチロフェノン系抗精神病薬
ハロペリドール(セレネース)

◆ドパミン受容体拮抗薬
ドンペリドン(ナウゼリン)
メトクロプラミド(プリンペラン)

少し調べたのですが、上記2つの抗精神薬は下のドパミン受容体拮抗薬や、降圧剤との相性がよろしくないようで、同時に服用するのはNG。

少なくとも降圧剤を服用している僕はダメです。無気力にもちょっといいかな、と思ったので少し残念。

さらにセレネースは、以前、入院した時に大変な事になった因縁の薬剤。本当に自殺しそうになったので、これだけはもう勘弁です。

(参考)
◆抗精神病薬、セレネースで大変なことに。
(2014年4月15日のエントリー)

下のドパミン受容体拮抗薬は、現在、整形外科で頚椎のヘルニアに対して処方されているトラムセットと一緒に、ドンペリドンが処方されています。

整形外科の先生から「トラムセットで気持ち悪くなったりしなければ、ドンペリドンは服用しなくていいよ」と言われているので、ここしばらく服用していませんでした。なので、まずはドンペリドンから試してみようかと。

継続して服用するか、あるいは、副作用がでたら服用するか・・。んー、微妙ですが後者ですかね?まずは主治医と相談してみようと思います。

何か薬剤がないか探している方は、下記の一覧を参考にしてみて下さいね。

◆制吐薬一覧
(日本癌治療学会HPより)

さて、5日後の金曜日は、イリノテカン+アバスチンの5クール目のスタート。こんなに化学療法に嫌気がさしたことは、今までありません。あー、嫌だ。逃げたい(笑)。


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