SOX+アバスチン療法2回目の8クール目の21日目。微妙に今日2回目のエントリーですね。体調はそこそこいいです。明日は今年最後の化学療法。んー、嫌だけど仕方ない。

さて、表題の件。国立がん研究センターが、本格的にゲノム解析を日常診療に導入するというニュースです。ゲノム解析が進めば、無駄な治療が少なくなり、少なくとも医療費の削減に繋がります。今回は、そこを大きなポイントとして捉えているようです。

◆ゲノム医療を日常診療へ、国がんが臨床研究
(日経デジタルヘルス、2015年11月17日)
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/327442/111500024/?ST=ndh&P=1

◆国際基準に準拠した遺伝子検査室を院内開設
(国立がん研究センターのプレスリリース、2015年11月13日)
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20151113_02.html

◆新たながん診断法の開発促進に向け国立がん研究センター内にラボを開設
(シスメックス社のプレスリリース、2015年11月13日)
http://www.sysmex.co.jp/corporate/news/2015/151113a.html

がん患者としては、自分の遺伝子変異にどの薬剤が効果があるのか(あるいは、ないのか)が分かるという、大きなメリットがあります。こうした遺伝子検査がデフォルトで行われるようになるといいですよね。

すでに2013年からこのプロジェクトはスタートしていたようですが、2016年1月から対象とする患者を拡大するようです。「国立がん研究センターの中央病院または東病院で治療中で、標準的な抗がん剤治療が終了した患者や希少がん患者が対象」とのこと。

大腸がんはどうかな?微妙かも知れません。他のがん種に比べて、あまりに変異が少ないみたいですからね。

ご興味のある方は、問合せをしてみてくださいね。


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