TS-1+アバスチン療法11クール目の18日目。昨日は体調が良かったので久々にスポーツクラブに行きました。15日ぶり。いかん。いかんです。今日は好調ですが、少し疲れが残っています。

さて、ここのところ急速に老眼が進んでいます。もともと僕は中学生以来の近眼で眼鏡をかけているんですが、最近は眼鏡をかけていると近くがよく見えません。近くを見る時、特にスマホを見る時などは、眼鏡を外したほうが快適です。

食事をする時に、茶碗を顔の近くに持ってくるとよく見えなくなるのがとても悲しく感じます。食事が見えないって、動物として生きるための必要最低限の条件を満たせていない気がするんですよね。すでに生き物としてアウトな気がします。

老眼を明らかに感じ始めたのは4~5年前くらいでしょうか?老眼はもちろん老化の一種でしょうから、老眼に気づくと同時に大腸内視鏡検査をやっておくべきでしたね。でも残念ながら、いまさらジロー。

がんは細胞の老化によって引き起こされることと思っていましたが、そんなに単純ではないみたいですね。

◆がん研究所 がん生物部 原英二研究室
上記のWebページによると、細胞の老化は「異常を持った細胞が増殖して癌化することを防ぐために働く重要な癌抑制機構であると考えられている」そうです。そもそも、老化はがんを抑制していると。ふーん。

ところが、一方で「発癌促進作用のある様々な分泌性タンパクを高発現するSASPと呼ばれる現象を起こしていることが明らかになってきている」とのこと。

つまり「細胞老化は短期的には癌抑制機構として働くが、長期的には発癌を促進してしまう危険性を兼ね備えた「諸刃の剣」として働いており、加齢と伴に老化細胞が体内に蓄積することが発癌を促進する結果につながると考えられる」そうです。

細胞の老化も、奥深いですね。研究が進んで、がんの抑制に繋がることを期待します。