TS-1+アバスチン療法11クール目の5日目、それなりに好調です。

昨日は久々、曲作りをしちゃいました。知人の曲の演奏と録音を、自宅のパソコンで。やり出すと好きなもんだから夢中になっちゃいます。

寝たのは結局、午前4時。がん患者がこれじゃいかんですねぇ。今日は昼まで寝てました。TS-1の服用も昼。これも、かなりいかんですねぇ。

趣味に夢中になって時間を過ごすことは、それはそれでいいのではないかと。でも、創作でもあるので、ストレス溜まるんですよね。んー、悩ましい。少なくとも夜更かしはNGですね。気をつけます。

さて、標題の記事がUPされていたのでシェア。がんと就労に関する、大御所の対談です。

「がんになっても、働くことの意味は何か」、「がんと共に働くために、何が必要か」について、語りあっています。以下、気になった記述をピックアップします。

◼︎三者鼎談「がんと共に働くために必要なこと」。
がん研有明病院 門田守人病院長
日経BP社 酒井綱一郎取締役
国立がん研究センター 堀田知光理事長

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⚫︎がん対策推進協議会で、わが国のがん対策の基本となる「がん対策推進基本計画」の更新が検討され、平成24年6月に第2期の計画が閣議決定されました。そこには、働く世代と子どもに対する対策が重点項目として盛り込まれています。

⚫︎治る率が上がったと同時に、治療中でも比較的健康な状態で過ごす人が増えました。すると、"社会"との関わりが重要になってきます。(中略)働くことは、社会と接点を持ち、社会に貢献することで、自分の存在意義を感じるということです。人間の尊厳について考えると、働ける人が働くというのは当然のことだと思います。

⚫︎(「病気やハンディを抱えた方が能力を発揮できるのか、雇用者側が不安に思うことはないか」という問いに対して)経営者は、以前のように同じような製品を作るのではなく、付加価値を高めるためのアイデアや企画が欲しいと思っています。(中略)がん患者さんを含め、病気その他の経験を付加価値に変えていける人はすごく重要視されると思います。

⚫︎国立がん研究センターでは、昨年、がんサバイバーシップ支援研究部を作りました。就労や家族関係など、全体としてがん患者さんの生き甲斐を高め、人生を充実させるにはどうしたらいいか。それを研究し、実践していく部門です。

⚫︎これからの経営者はダイバーシティを意識して、多様でいろいろな人材を使いこなせて付加価値を生めなければ、グローバルな競争には勝てません。一定の労働時間を定常的に働ける人よりも、付加価値を生み出せる人が重宝されるようになります。がん患者さんやサバイバーの方にも、その多様な働き手の中に入っていけるような施策を検討していくことが重要です。 

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