TS-1+アバスチン療法8クール目の2日目、好調です。スポーツクラブにも行っちゃいました。この調子がいつまで続くかが問題です。

金曜日に久留米大学でがんワクチンの接種をうけるので、明日の夜、福岡に向かいます。何も考えていなかったのですが、行きも帰りもオバマ大統領と重ならなくてよかったです。

さて、罹患してからは、妙に日持ちする食べもの、聞いたことのない材料やカタカナの材料などを使った食品など「発がん性のありそうなもの」はできるだけ避けるようにしています。

今日、日本経済新聞のWebサイトに人工甘味料に関する記事が掲載されていました。読めば読むほど「人工のもの」は怖いです。

◆人工甘味料、甘く見ると砂糖より怖い? 肥満、糖尿病の要因に
(2014/4/23、日本経済新聞、有料会員限定記事)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1700C_X10C14A4000000/

記事によれば「日本とアメリカで認可されている人工甘味料はサッカリン、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ネオテームの5種類」だそうです。意外に少ないんですね。

記事中の図表に、下記の指摘があります。

⚫サッカリンは発がん性が指摘されていて、今は使用が減っている。

⚫ネオテームは、有害な化学物質、3・3-ジメチルプチルアルデヒトを含む。

⚫アセスルファムカリウムは、発がん性物質の塩化メチレンを含む。

怖っ。さらに、確度は不明ながらも、肥満、鬱病、不眠、味覚障害、糖尿病、腎機能低下、脳卒中、心筋梗塞、などのリスクがあることが指摘されています。

中毒性も高いそうです。ただでさえ、甘いものって中毒性がありますよね。直接関係ありませんが、最近チョコレートが止まらなくて(笑)。気をつけねば。

記事では、トクホ(飲料)、カロリーゼロ、プリン体ゼロ、を謳う食品に人工甘味料が使われている例が紹介されていました。人工的な「ゼロ」ほど、怖いものはないですね。

また、人工甘味料だけでなく「異性化糖」(高フルクトース・コーンシロップ)についても触れられていました。清涼飲料水(炭酸飲料など)に含まれる「果糖ぶどう糖液糖」や「ぶとう糖果糖液糖」は、この「異性化糖」だそうです。

天然甘味料に分類されるそうですが、「天然」に騙されるなと。米国では、肥満や糖尿病の原因になるという理由で、使用禁止活動が広がっているとのこと。日本では摂取量が多い割には問題視されていないそうです。

罹患しちゃった我々としては、さらなるリスクから身を守るためにヘンな「人工物」は可能な限り避けないといけません。90歳までタバコ吸っても健康でいられるのが理想ですが(笑)、そんなこと言っても仕方ないですよね。



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