TS-1+アバスチン療法6クール目の7日目、体調は昨日と同様、悪くはないけどイマイチです。

5日ぶりにスポーツクラブに行って、60分のウォーキングをしてきました。その程度には元気です。というか、十分元気ですね(笑)。

今日のお昼は、ノースポートモール(センター北駅)のナチュラルハーモニーコア。ここの食事は健康的で美味。本当に美味しいものを判別する僕の秘密兵器「味覚障害」でしっかりと判別しているので、間違いはないはずです。何で食べログの点数がこんなに低いんだろ。少し不思議です。
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写真はお魚(メカジキ)のランチ1580円。メカジキは野菜の下の方に隠れています。サラダやお惣菜もいっぱい。もう少し安いと嬉しいのですが、この内容なら仕方ないですね。

さて、標題の件、日経BP社の癌Expertに掲載された室先生のレポートです。

KRASエクソン2の変異だけでなく、KRASエクソン3/4、NRASエクソン2/3/4、さらにはBRAF、PIK3CAなどの遺伝子の変異に対応して、抗EGFR抗体薬の投与を検討する「個別化医療」が必要になってきたというもの。

現在、保険の適用となるKRASエクソン2の変異だけでなく、その他のKRAS遺伝子やNRAS遺伝子などの変異が、抗EGFR抗体薬の効果に影響を与えることが明らかになってきたそうです。

ただし、だからと言って抗EGFR抗体薬の投与にいたずらに慎重になる必要はなく、病勢の進行を見ながら対応すれば良いとしています。

いずれにせよ、KRASエクソン2の遺伝子検査だけでなく、さらに様々な遺伝子検査の保険適用が待たれます。がんって本当に、よく言えば奥深くて悪く言えば厄介な病気ですね。

尚、同レポートの中に、セツキシマブ(アービタックス)の皮膚障害は、思春期にニキビが多かった人ほど皮膚障害が酷くなりやすいという結果が書かれていました。CORAL試験という試験で調べたようです。

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エリアレビュー・大腸癌(抗EGFR抗体薬)
RAS野生型を選んで投与する個別化医療の時代へ

愛知県がんセンター 薬物療法部 部長 
室 圭氏
(2014/3/14、日経BP社、癌Expert)

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/search/cancer/report/201403/535437.html
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