TS-1+アバスチン療法5クール目の4日目、昨日からがんワクチンの投与と漢方の処方で福岡に入り、夕方に川崎に帰って来ました。

がんワクチンは2クール目の3回目の投与。久留米大学医療センターは「夢の扉+」の放送以来、ずっと混んでいます。2クール目は、あと1回の投与で終了します。しばらく来なくてもいいとのことなので、次回は9週間後の4/25に設定しました。

先生から「アバスチンを止め、その代わりに漢方を服用しなさい。体を労わり結果として長く生きるためには、その方がいい。副作用などもない」とのアドバイス。

「抗がん剤はぼちぼちにしとけ」とすでに何度か言われていますが、アバスチンを止める決断は、個人的には恐怖の選択です。いま、エルプラットを止めてるだけでもドキドキなのに。

バリバリの西洋医学中心主義の東京の主治医にそのまま伝えれば、「またそんな事を言ってましたか」と苦笑するに決まっています。久留米大学の先生のことは知っているので、ある一定の敬意は表してくれますが、治療方針については同じ方向というわけにはなかなか行きません。何れにせよ、最後は僕自身の判断ですね。

さて、漢方を処方してもらっている桜十字福岡病院で、少しレクチャーを受けたのでメモ。

●がんは、①慢性炎症(低レベル炎症)と、②血管新生を起こしている、東洋医学で言う「瘀血」の状態。処方する漢方は「駆瘀血剤」。

●免疫を活性化するために、体を冷やす食事は避けて欲しい。具体的には、①砂糖、②果物(バナナなど)、③生野菜、④酢、を避ける。

●1日2回の軟便が理想的。

もともと砂糖が良くないことは知っていましたが、改めて気をつけようと思います。大好きなケーキも、これからは我慢しなきゃ。でも宣言しておきますが、たまには食べますよ(笑)。

どうしても甘いものが摂りたい場合は、ハチミツや黒砂糖などで摂って欲しいとのこと。上白糖のように精製された砂糖は特にダメだそうです。塩なども、できるだけ精製されていないものを選んでくれとのこと。

果物は、特に夏の果物や南国産の果物が体を冷やすのでNGとのこと。これも知っていましたが、今までは構わずにたべていました。特にバナナは大好きなので、我慢するのがちょっと辛いです。

甘いものと果物は、味覚障害に関係なく美味しく食べられる数少ないものなので、そういった意味でも残念。ちなみに、果物はリンゴなら良いと言われました。

いつもサラダはベビーリーフにマッシュルームを切って載せ、オリーブオイルとバルサミコ酢で食べています。これもダメ、ということになりますね。野菜は温野菜で摂るようにと言われました。冷凍ならいいけど、一から作ると面倒ですねぇ。

あー、悲しいし困ったもんです。



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