TS-1+アバスチン療法1クール目の20日目、休薬も明日までとなりました。体調は90%程度と、ほぼ復調しました。

さて、エルプラットによる手足の痺れですが、エルプラットを辞めた今もなかなか治まりません。皆さん同じかも知れませんが、お風呂に入ったときに「ああ、痺れてるな」と特に強く感じます。今のところ生活に支障があるわけではないのですが、痺れを強く感じると結構凹みます。

「この痺れはいつ治まるんだろう」と思っていたのですが、このブログにもしばしば登場する「会社でもがんでも先輩」の方から「三カ月くらい」と教えていただきました。改めて調べてみたら、下記のサイトを発見。「Grade 3の末梢神経障害からの回復期間中央値は13週であったことが報告されている」との事です。

◆GIcancer-net 消化器癌治療の広場
副作用対策講座 末梢神経障害
http://www.gi-cancer.net/gi/fukusayo/fukusayo_02_1.html

あくまでも「Grade 3からの回復期間」であって、「Grade 3がGrade 2レベル以下に下がった」ということと推察されます。上記によれば、20週もすれば90%くらいの人がGrade 3から脱却しています。

この「Grade」がイマイチはっきりしないのですが、Grade 3は「生活に支障のあるレベル」、Grade 2は「生活に支障はないが症状が継続しているレベル」という判断がどうやら正しそうです。とすると、僕のレベルは「Gread 2」なので、さらに早く脱却できるかも知れません。少なくとも三カ月で多分大丈夫、五カ月もすればほぼ問題なしということですね。

さらに、上記サイトの2ページ目に「Stop-and-Go」についての記載がありました。
http://www.gi-cancer.net/gi/fukusayo/fukusayo_02_2.html

「OPTIMOX 1」という試験で、エルプラットをいったん休薬した後に再開しても治療効果は変わらず、末梢神経障害は減少したとの事。この結果から、休薬して再開(Stop-and-Go)が推奨されているそうです。



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