今日は久々にのんびり過ごしちゃいました。「一日を一生と思え」で考えた場合、一生、のんびり過ごしちゃった感じです(笑)。昨日、激しく遊んじゃったし、ま、たまにはいいかなと。完全に、自分の病気を忘れて過ごしてました。それはそれで、いいですけどね。

体調はほぼ問題なし。でも、ウォーキングもさぼっちゃいました。血圧が微妙に低いので、降圧剤を2日間くらい服用していません。また、便通がイマイチ。一昨日までは絶好調、昨日はまったくの便秘、今日はちょっとだけ・・です。どうもお腹の調子だけは一定にはなりません。

さて、先日このブログで紹介したBS朝日のTV番組「がん最前線SPECIAL キャンサーボードTV」の「切除不能大腸がんの化学療法」の録画したものをようやく見ました。国立がん研究センター中央病院の山田先生、歯切れのいい解説でとても分かりやすかったです。

今回の番組は、以前の再放送ではなく、新しいものなんですかね?ちょっとその辺が分かりませんが、化学療法としてmFOLFOX6やFOLFIRIを紹介しながらも、SOX療法が最新のもので、その利点は・・という形で紹介していました。

具体的には、FOLFOXは5-FUの点滴が長時間に及ぶこと、ならびに、2週間のサイクルであることを挙げ、それと比較して、SOX療法は初日の点滴だけが必要な事、3週間のサイクルであることを挙げ、大きなメリットがあると紹介していました。SOX療法を前面にだして紹介するのは、結構、新しい証拠なので再放送ではないのかも知れませんね。

ところで、いつも思うのですが、医師が副作用やQOLに関して言及するとき、少なくとも僕が気にしているよりも医師の方がよりそれらを気にしているように感じます。患者はいつまでも「治りたい、治したい」と思っていますよね。なので、多少の副作用なら「可能な限り我慢します」と考えているケースが多いのではないでしょうか。

それに対し、医師は「治るのは無理だから、QOLを下げないようにしよう」と最初から考えているように感じます。どうしても、そこに隔たりがあるような感じがしてしまうのは、僕だけでしょうか?僕の考え方・・・というか「治る可能性があることを信じている」のが幻想で、そもそも間違いなのでしょうか?

番組の中でも紹介されていましたが、大腸がんステージIVの5年生存率は15%以下です。化学療法を行っても、無憎悪生存期間の中央値は12カ月。そういうデータから考えれば、医師の考え方が正しいのかもしれませんが、患者のほとんどが「自分は5年後も生き残っている15%になりたい」と思っているはずです。そこをスタートラインにするかしないかが、そもそも大きな違いを生んでいる気がします。

さてさて、今日はせっかくいい天気だったのに、ちょっとボーっとし過ぎてもったいなかったかも知れません。明日は少しビシッと過ごそうかな、いや、過ごしたいと思いますが、どうなることやら・・・。



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