山形・秋田・青森・岩手・宮城・福島・栃木と巡ってきたこの旅も8日目。
この日最初に楽しんだ湯ノ湖で記念撮影を終えた三姉妹、最後に楽しむのは群馬県です。
再訪目的の吹き割りの滝はあまりの混雑のため素通り、向かった先は初訪問となる上越線土合駅。
珍しい駅として何度もTVで目にした場所です。
周辺散策を楽しんだら、駅舎へGO!
上りの2番ホームを見ても、山の中ののどかな場所にあるってだけ。
自然いっぱいの中に作られたここ。
右を見ても左を見ても、特段珍しいって程の光景が広がる訳ではありません。
ただ目指す目的地は下りの1番ホーム。
ハルみちの後ろに広がるのは、駅としてはあまりにも珍しい光景です。
そう、ここの別名は日本一のモグラ駅。
名前の由来は単純。
辿り着くには486段の階段を降りる必要がある地中深くにホームがあるからです。
もちろんエレベータなどある筈も無し。
エスカレータは設置スペースは確保されてるものの、結局計画倒れで立ち入り禁止。
って事でホームへの手段は、先の見えない階段を下るしかないこの駅。
階段御法度の三姉妹、もちろん私に抱かれてホームへ到着です。
ちなみに人が出来るだけ写りこまないタイミングで撮影しているものの、実際には多くの人が訪問。
異様なホームを見にわざわざ疲れに来るとは、何と物好きな事か!
と言いつつ、私ももちろん同類。
しかも本当に疲れるのは、異様ささえ感じるここの雰囲気を楽しんだ後の帰りです。
皆が息を切らして休憩しながら、登る地上への唯一のルート。
途中に設けられた休憩用のベンチも素通りし、三姉妹を抱いてノンストップで登りきりました。
大人も子供も皆が私と同じく汗だくだったのは、言うまでも無い事。
涼しい顔をしていたのは、何の苦労もなく楽しんだハルみちのみです。
その珍しさ故に訪れる人も多い体力勝負のモグラ駅。
実は谷川岳への登山者のために作られたここ。
今ではプチ観光地化しているそんな土合駅も、思い出の一つとした三姉妹。
珍しい光景はしっかり目に焼き付けてきた筈です。
沢山の思い出を作りながら楽しんできた「ハル」と「みずき」と「さち」との東北・北関東旅行。
長いGWの旅行記もいよいよ次回がラストです。
当日の温泉:上牧温泉 風和の湯
当日の寝床:道の駅 草津運動茶屋公園