ハルみち車中泊旅行 東北への旅-1(4月29日) | 「ハル」と「みずき」と「さち」と一緒に Ⅱ

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我が家のミニチュアダックスフンド「ハル」と「みずき」と「さち」と過ごす楽しい時間をご紹介。

4月28日夜に出発し、波乱の幕開けとなった今回の車中泊旅行。

今朝6時に鈴鹿に到着し、総走行距離3109kmの旅は無事終了。

って事で、私とハルみちだけの二度目となる東北遠征記の始まりです。


待ちに待ったGW、連休すべてを使って私とハルみちだけで車中泊旅行を楽しむのは毎年の事。
28日(木)19時出発を計画するも、仕事のため3時間遅れで出発。

ただ出発一時間もしない内にトラブルに見舞われた最悪のスタートとなりました。


タイヤ館 鶴岡店(山形県)

この旅最初の訪問地がここになるとは、全くの想定外。

鈴鹿を発ってたった60km、高速道路走行中に後輪がパンクし、しかもタイヤ側面に亀裂が入り補修不可能。

って事でスペアタイヤで走る事に。


とは言えスペアタイヤは耐久性も低い緊急用の物、ただ夜中と言う事もありタイヤの購入など当然不可能。

って事でこのまま目指すは630Km先の鶴岡市です。


用心しながらスローペースで走るため、寝る時間は全く無くなり徹夜運転で開店間もない同店に無事到着。


これでようやく、旅を楽しめるってもの。

想定外の出費でしたが、大事にならずに一安心です。


ちなみにハルみちが同乗している事を伝え、特別に店内で待たせてもらう事に。

「リードを付ければそのままでOK」って事でしたが、申し訳ないのでクレート内で待機。


予期せぬハプニングでの幕開けでしたが、こんな場所で整列写真を撮るなんて犬生最初で最後の筈。

これも忘れられない旅の思い出になりました。


羽黒山(山形県)

ずいぶん予定が遅れた中、訪れたのは羽黒山(標高414m)。

月山・湯殿山と並び出羽三山と呼ばれる場所です。


山岳修験の山として知られるここ。

まずは随神門をくぐって、出羽(いでは)神社へGO!


しばらく行くと私が見たかった羽黒山五重塔 に到着。
室町時代建立の国宝、楽しみにしていたこの日の目玉です。


現存の塔は1372年に再建されたもの。
ただそれでも約600年の歴史がある貴重な塔です。



ここから出羽三山の三神を合祀した三神合祭殿へ辿り着くには、一の坂・二の坂・三の坂を歩く必要あり。
距離こそ1.7Kmほどですが、何と言っても2446段の階段が待ってるので、我が家は一旦車に戻って羽黒山有料道路を利用!


車を使えば目的の社殿・三神合祭殿まではあっという間。
良い雰囲気の参道を歩きたかったのもやまやまですが、
長い階段はハルみちの負担も大きいので仕方ありません。



それに参道は歩けずとも、ここでは歴史あるたくさんの建造物等を充分満喫出来ますからね。



由緒あるそんなここも「ワンOK!」ってのは嬉しい限り。


ハルみちもこの旅最初の散策を、しっかり楽しんでました。


汗して参道を歩いてくる方に対して、文明の力を利用して手を抜いた我が家。
楽な道を選択し達成感では叶いませんが、満足感は負けません。



雨の中楽しんだこの旅最初の訪問地、出羽三山の一つ羽黒山。
ワン連れ東北旅行計画中の方には、是非お薦めしたい場所でした。


十六羅漢岩(山形県)

寛海和尚が中心となり、海岸の岩に掘ったのが十六羅漢像。

そんな像が見れるのが、今回初めて訪れた飽海郡(あくみぐん)の観光名所「十六羅漢岩」です。


終始強い風が吹いていた今回の旅期間。

中でもここでの風はもの凄く、波しぶきに濡れながらさぁ海へ!


浜に降りると見れるのが、海で亡くなった漁師の供養や安全祈願を目的としたこの像。
1864年から5年の歳月をかけて彫られたものです。


ちなみに十六羅漢とはお釈迦様に誓う十六人の高弟の事。
ここにはそんな十六羅漢の他にお釈迦様等、二十二体の像が!


そんな十六羅漢像、家族や知り合いにそっくりな顔が必ずこの中にあるって逸話も!


と言っても風化が激しく、ほとんど表情が見えない像も多いのですけどね。


今回の旅を計画する中で、初めて知った十六羅漢岩を眺めるハルみち。

こやつらにとっても初めて目にする光景です。


まだまだ知らない見応えある名所、それは全国にいっぱいある筈。
ハルみちとの旅行欲は、ますます高まるばかりです。


指折り数えて待っていたGWの東北遠征。

睡眠無しで800Km以上走る波乱のスタートとなった10日間の始まりです。


当日の温泉:展望温泉 眺海の湯

当日の宿泊地:道の駅にしめ

当日の移動ルート: