1月17日。
阪神淡路大震災から22年。
思ったことを書き残しておきます。
あの日の自分は、
幼くて、何も知らなくて、
何もできませんでした。
ただ、
崩れた高速道路のそばにいた人はどれだけ怖かっただろう、
火事に遭ってしまった人はどんな気持ちだっただろう、
家族や友人が亡くなってしまった人は…
と、
映像が流れるたびに、
毎年心を痛めていました。
その痛みは大人になるにつれ強くなりました。
そして、
今も同じように報道を見ています。
大人になった今だって、
できることなんて限りなくゼロに等しいですが…
喋る、
という仕事に関わらせてもらえるようになって、
生放送中、大きな揺れが起きた時、
第一声で言わなくてはいけないことは何なのか、
知っておいた方がいい情報はどのようなものか、
とっさの時にきちんと伝えられるよう、
練習して備えておくことなら自分でもできるかな、
と思います。
揺れた瞬間は
頭と首を守ることを最優先にしてもらう。
落ち着いてきてから火を消して、
その時火傷に気をつける。
避難する前にブレーカーを落とすことで、
通電火災が減らせる。
よく知られていることですが、
車の方が徒歩で避難する際はキーをつけたままにしておくことで、
緊急車両等が通行できたり、など。
他にもいろいろ。
改めて、
伝えるべきことを見直してみます。
大切な人を失ってしまって、
悲しくて悲しくて、時間が止まってしまった方もいると思いますが…
心が少しでも穏やかになるように願っています。
「幼い」が言い訳みたいになってしまって、
募金やボランティアなど、
具体的なことが何もできなくて申し訳ないのですが。
震災を改めて思い出すことで、
災害の多いこの国で
「減災」
を心掛け、
周りにも伝えていけたらと考えてます。