RJC48 第7回勉強会報告(2) -管理会社/管理士と仲良く? | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 もう勉強会から10日ほど経過してますが、だただらと第2回。
今回の勉強会のテーマは下のポスターの通り:
 
第7回ポスター
 
# このポスター上手でしょう。プロっぽいというか実際プロの人が作っているんだけど、はるぶー本人には絶対無理ですな。

 
 勉強会のテーマは、
(1) マンション内外のコミュニティ増進(ま自治会っぽいネタ)と、
(2) 共用施設の利用促進でした
 
 6月の”防災”に引き続いて、”管理会社”や”管理士”さんとかに友好的・親和的というか、皆で協力してよくしていきましょうというテーマ。 実は管理組合に”管理会社”さんや、”管理士事務所”などがが積極的/自発的に協力してくれることが欠かせないものを選びました。
 
 東洋経済などでご紹介いただいて、実に参加する約半数がこの第7回から初めて参加された方だったということもあって、万人向けのネタにするには、あんまり ”管理費の削減方法”とか ”管理会社との闘い方”とか、 ”管理士事務所の選び方”みたいな参加者を選ぶネタは選択したくないなぁと思ってた。
 
 管理組合の理事を集めたセミナーは、自治体主催のは、理事になってしまって困っている人向けで初級向けすぎて参考にならない一方で、ある程度の経験のある理事向けの管理士事務所の主催するセミナーは、大抵過度に管理会社に敵対的な気がしてなじめないんですよね。私だけの印象かな? みな本当にそんなにひどい目にあっているのだろうか・・とにかく管理費が安くなれば本当にハッピーなのかなとも。
 
 リプレースの経験者ばっかり集めて、
”管理会社の点数は何点?” "30点!” ”0点!!”ってな感じで、
”管理会社を替えれば管理費削減何割は固い!!”とか気勢をあげてたりする。
懇親会でも、管理会社にはこんなひどい目にあったという話ばっかり・・・
 
 私自身は、フロントは、何か注文すれば必ず翌月までに回答をもってくるとか宿題には答えてくれるし、管理員のチーフは、完璧にクレームを炎上させる前で止めてくれる能力があるしであんまりひどい目にあっているとも思っていないので、80点くらいかなぁとはとても言い出せない雰囲気だった。
 
 ダメな担当は替えればいいだけで、すべてのフロントが優秀なんて管理会社は存在しないから、組合がしっかりガバナンスが働いて指摘すべき点は指摘できる状態をキープしていなければ、アクティブな組合には、リリーフエース級をあてがっておくしかないから、だんだんにエース級から、だんだんと敗戦処理級に担当者のレベルが入れ替えで落ちていってしまう。
 
 残念ながら、この会社名で任せておけば大丈夫な管理会社なんて国内には存在しない。
管理組合(理事会)がなんらか機能不全の状態にあると先方になめられちゃうわけで、ではリプレースしてとにかくコストカットすればハッピーな管理組合の未来が開けるがごとき幻想に乗るには、私もちょっと長く苦労しすぎたかな。
#まぁ、うちも管理員 4人のうち2人を目下入れ替え途上なんですけどね
 
 管理会社を敵視しないといけないってのはとても不幸なことではないだろうか。
 
 やれリプレースしますといったら、準備して替えるまでに1年、替えたあとの見守りに1年とかで、貴重な理事会の時間が2年間も割かれます。同じ2年を管理組合のガバナンスの確保に割くことができれば、随分足場がしっかりします。
 極論すれば、本当に困ったことがあったときに管理会社に相談にいかれるようではダメで、管理組合を頼ってくれるようにまずはしないとねぇ。
 管理組合にはやらないといけないことが無限にあって、正直管理会社と闘っていないといかんとかでは、その間に闘わずに済んでるマンションは遙か先にいってしまう。
 
# どうしようもない会社(RJC48の理事の中には、基幹業務が独立系大手に丸投げされていたとかの適正化法違反の経験者までいて、そんな法律違反は一発退場しかありえない)も中にはあるみたいだけど。

 
 こんな思いがあって、今回はRJC48の会員マンションの人のほかに、割と広く、
ー 所属マンションの人が連れてくるフロントなど管理会社の人や
- 営繕コンサルタント・マンション管理士事務所の人
なんかもお呼びして、懇親会まで楽しんでいってもらえたかなと思ってます。
 
 まお話しも、組合に自治会に管理会社の人まで総出でお祭りとかの行事をさばいたとか、管理会社にも協力してもらって共用施設の利用を促進したとか、まぁ誰もが気まずい思いをしないで聴ける話にしてもらいました。
(一部注文が通ってなくて、ホストのマンションさんひやひやしたかな...)
 
 ホストのマンションの理事長さん、副理事長さんは管理組合のコア理事としては若いんだけど熱い思いでやっている人たち。とっても若い理事会みたいだなぁ。
 メガマンションなので、管理会社の担当さんが2人ついているんだけど、その2人も若い人で、皆でこのマンションを盛り上げるぞーとかで、ド派手な共用部を利用した企画とかを皆でやるぞーって感じで、多分リプレースなんかは絶対考えてないと思う。
 
 管理会社の人も人間だから、毎年のようにもっとコストカットできるはずだ! 委託経費は割高だ!! と責められていては、自主的に、組合のためにいろいろしてあげようという気持ちは起こらない気がする。
 
 今回、ホストしたマンションの、管理会社(東京建物アメニティサポート)の人は、会場設営から、懇親会まで、本当にお世話になったけど、多分サービス労働だよなぁ。当然ホストマンションの理事長さん・副理事長さんあとで ”いや本当にありがとう!”とかねぎらったはず。
 
 このマンション、最上階がまるまる巨大な共用施設になってます。”共用施設の有効利用”というテーマにはうってつけで、勉強会では、副理事長さんにトリを勤めてもらった。(ちなみにしょっぱなは、あのミッキーさん)
 なかなか革新的なことを次々と進めている交渉には、管理会社が先頭にたって進めてくれているとのことで、2人の担当者の名前をちゃんとだしてきっちり感謝しますとされていたのがとっても印象的だったというか、ちょっと羨ましかった。
 
 ということで、RJC48の”センター”としてのはるぶーからも
- 今回の第7回勉強会で、会場設営から、お風呂などの共用施設体験、懇親会と
   60人もの人数にご対応いただいた、東京建物アメニティサポート様と、
- 懇親会のお料理を”お試し”価格でご提供いただいた、シェフなび様に
深く感謝いたします。

 
 はるぶーらしくなく、あんまり数字とかでてこないブログだな。
その3は今後の予定をどう考えているかでも。
 
 RJC48に関心のある方は、こちらからどうぞ。。。
  http://rjc48.com (RJC48への参加から)
  
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