修繕積立金の値上げ計画-15 説明会はまだ必要+かわら版戦術を追加 | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 日曜の説明会は結局55-60人ほどの参加。(資料の持ち帰り数ベースでしか確認してないけど100部印刷して40部強余った)
 
 土曜をまるまる潰して作成したパワポファイルで説明したんだけど、レーザーポインターを職場に忘れてきてしまって、パソコンといったりきたりでやったから、都合5-10分くらいページ切り替えでロスったかなぁ...
# グリーンの見易いレーザーを出す、パワポのページめくりできる3万円くらいするやつを仕事で使っていてもっている。まぁ、講演をするのは仕事の一部みたいな仕事ではあるから、これは知り合いも殆ど持っている。
 
 途中で質問をはさみながら受けていく形にして、全部でおおまかに5部構成
I. 修繕積立金ってなに?
II. 震災の復旧計画の続き(来期の支出予定の話)
III. 地震の分+消費税UPを組み込んだ更新版の長期修繕計画とその第三者精査
IV. 理事会の提案する徴収計画案(均等割への移行)
V. 営繕委員会の強化案(検討中)の紹介
で、おのおののステップで質問をじっくり受けながら進めていった。

 
 全体として、1時間半近くかかってしまったから、やっぱりプレゼンファイルはもりこみすぎだったかなぁ。。。総会と違って、名乗らなくても気軽に質問できるってのに加えて、これ記録とかはとりませんよといっていたこともあって、割と率直な質問が聞けてよかったと思う。
 
 今回のプレゼンで留意したのは、”理事会”あるいは”営繕委員会”のリソースからみて不可能なことはできないというロジックを前面に押しだしたこと。
 
 実際に現行理事会は23人いるけど、役員全員が来期はやらないといっているし、目下募集中の理事会役員の立候補者も0。営繕委員会のほうも竣工から売主とかと闘ってきたずっとやってきたメンバーがかなりの割合で(私こみで)委員会から抜ける。となると、引き継ぎ書類を書いた範囲でどうにかなる以上のことを、じゃんけんで負けてなる人に課すのも酷だと思える。
(例年、役職きめでは、営繕関係の理事はもっとも希望者がでてこないところでできればこれだけは避けたいという人ばかり)
 基本輪番で指名されてなる理事会が、もともと決まっていたからよろしくで5年に一回どんどん重くなっていく負担を徴収するなんて議案が、淡々と確実に可決していけるような気もしないから、とりあえず値上げしておけば、まぁスラム化することはあるまいとか。 目下5期理事会への立候補は締め切っていないから、まぁこのロジックを今使うのはちょっとずるい気もしないではない。
 
 失敗だったかなと思うのは、仕事でのプレゼンの癖で(大抵は、相手は全員博士号をもっているような一癖も二癖もあって、一番ここは聞かれたくないという論理の穴からツッコミを入れてくる)、割とありがちなQ&Aのやりとりなどを中に組み込んだこと。
その分、講演時間は伸びちゃうし、”ありがちでない”質問を思いつくのは簡単でなくなる。
これは率直に失敗
だったかなぁと。 ありがちな質問は、むしろ自分で思いついてやってもらったほうがよかったな・・・
 
 もともとこの手の会を企画して、さっと出席してくれる人は真面目というか、理事会なんかのWebに載っけている資料をまめに全部目を通してくれるような人で、もともと参加者は平均より意識は高い
 その層を相手に、まぁ納得して、最後は拍手してもらって解散とはなったけど、やはりまだまだ全体への浸透度はまるで足りてないなぁってのが、管理人さん他と話をしての印象。このままだと通常決議だしで、委任状ほかでさくっと可決されてしまったあとで、1年弱たって実際に引き落とし額が激増してから怒ってくる人がじゃんじゃかでてきそうな雰囲気すらある。
 
 管理人さんによれば ”管理費” と ”修繕積立金” の区別が全くついてない人が凄く多いらしい。
ずっと4年間会計の数字とにらめっこでどうにかならんかなとか思案してきた私なんかには、そんな人が存在することすら思いつかなかったから、結構意外というか新鮮な驚きではあるけど、まぁそれが過半数ならそのレベルに合わせて、そもそも修繕積立金とか? から説明を始めるしかない。
毎月の”合計”での徴収額が2倍になると考えて、管理人さんの給料が2倍になるわけではないよとかいわないといけない相手も多いらしい。(管理人さんに、修繕積立金の増額で文句をいってもねぇ。。。私に怒鳴り込んでくるならわからなくもないけど)
 
 ってんで、急遽 Section I "そもそも修繕積立金とは??”ってのをプレゼン上でも新設して、7-8分かけてじっくり説明するってんで、
管理費は家計に例えれば "生活費”と同じ。同じ管理が買えるなら安いほどいいけど、
修繕積立金は”貯蓄”と同じで、沢山あったから困るという性格のもんではないという

解説からスタートすることになった。
管理費≡生活費 修繕積立≡貯蓄 ってパワポへの修正は、顧問の管理士事務所がいれたもんなんだけどさすが、お金をとっているだけあって、わかりやすく言い換えるものである。感心したので、素直にそのまんまパクった。
 
 一定の理解が参加した50-60人には得られたと思うけど、まだ450戸以上にどう伝えるかという問題はある。あと2回くらい、説明会は開催することにすると同時に、営繕委員会から
矢継ぎ早に”かわら版”風に、週に2回くらい1ページだけの大きな図入りの広報を出して、”修繕費とその積立方式”に関する関心を喚起しながら、第2回、第3回の説明会に向けて誘導していく方策をとることになった。
 
 毎回1ページ(表面だけ)でテーマを一つに絞って、委員会からのプレゼンの内容を図をいれながら、10回ちょっとで完結できるようにで、パワポファイルを見ながら、投函用のパワポファイル10ページ程度にまとめなおす作業をそろそろ始めるかってとこ。
 
 まぁ今日は風邪気味だしでもう帰ろう。。。明日だな。

理事会の引き継ぎ書類の、冒頭部分の素案を、管理士さんに送ることになっていたからそこもやらないといけない。。。各役職毎のマニュアルは、なんとか締切を大きくすぎたけど全員が書いて集まったらしいので、頭にくっつける総論で、うちのマンション固有の部分を書き起こさないといけない。
 
 このシリーズは5月下旬まで続きます。20回超えそうだな.....
(このブログの最終回が、明日は総会となっていて、そのまま沈黙になっていたら
どうなったかはきっと想像がつくでしょう。。。 (苦笑))
 


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