ごみ置き場のマナー問題(5) -防犯カメラのチェック | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

  冷蔵庫はある朝起きると捨ててあった。前の晩にゴミを捨てにいった人の
証言で、夜早めの時間にはなかったことが判っているので捨てた晩は一晩に
絞れている。 ゴミ置き場には住民しかアクセスできないように鍵がかかって
いるから、犯人はマンションの住人で確定。
 (産業廃棄物処理法で、実際に冷蔵庫一個で有罪になった人がいるかどうか
は知らないが、警察のHPによると、刑事犯の対象であるとなっているので
以下”犯人”ということで)
 
 防犯カメラには運用細則がある。実は1期に、メールボックスをいたずら
されて開けられたとする住民から、『自分に』画像をチェックさせろというのを
(期間が1週間近いとかで現実的でなかったこともあって)
お断りしたときのいざこざの経緯から、総会で決議して、防犯カメラの画像を
再生確認して、それを保存していいのは、
 ”理事会の役員1人以上を含む2人以上で一緒に画像を確認”
した場合に限っている。また、必要性については理事会が判断することになって
いる。もともとの細則には”誰が、どのようにして”確認してよいのかの規定が
書きこまれてなかった。”主語”がない文章のようなもので、よく管理会社の
法務部のチェックをパスしたものである(てかチェックが雑だなぁ。。。)
 
 このせいで、自治会の役員一般は確認できないので、理事会に確認要請をだした。
自治会の役員には、担当役職指定で、理事会の役員が必ず2人入っているので
今回はそのうちの1人の都合がつくのを待ってその週末に確認した。
(自治会の役員でもあるけど、理事でもある人が”理事”としての権限で確認)
 
 実は、昔のテープ時代と違って、デジタル化された防犯カメラ映像は、
なかなか高速早送りしてみることができないという欠点がある
(すくなくともうちの採用しているカメラではそう)
これは、スーパー管理人さんのトホホさんも、昔のほうが楽だったとTweet
しているから、案外時間が膨大に掛かるというマンションは多いんではないかな。
 
 今回は1晩で、夜中すぎだろうとわかっていたので、きっと夜陰に乗じてで
日が変わったあたりだろうで、見始めてすぐに映っていたので楽だった。
 
 見るとなかなか怪しい行動が:
 
- 高層棟のエレベータから 0:35 頃に、そーっと顔を出して人が来ないか
 どうか様子を伺う
- こっちから、自転車に乗った人が帰ってくるので、その人が自転車をしまう
 までちょっと顔を引っ込める
- 自転車が通過したあとで、業務用の台車にのっけてざーっと2人で移動
- 0:40 頃帰ってくるところで、顔と着ている服がはっきり写っている
 (服は非常に特徴があるし、身長・顔の特徴などで、個人特定できそう)
- これで、どのエレベータで運んできたかがわかるので、
  今度はそのエレベータホールからのれる2台のエレベーターの画像を確認
- 時間が判っているので、これは瞬間でエレベータに乗ったとこ、降りたとこ
 の画像を確認。帰りに指で押しているボタンの位置から、南側の高層階
 であることも確認できた
-  その階には、最近区分所有者が変わった部屋があることを管理組合経由
 で情報でわかっている。

 (やはり投棄は引っ越しに伴ってが主因ではあろうから、案外ばれやすいもの)


 ということで、住戸の数としては確実なとこで10戸未満、
おそらくはこの家であろうというところまで特定できて、
まぁ、首実験できれば、どの人かはわかりそうなところまではおいこんだ。
 
また画像から、”捨ててはいけない”と思って捨てたのではなく、
当人2人に”悪いことをしている”という意識があったこともわかります
(自転車とすれ違わないように避けている様子まではっきり写ってますから)
 
 ここで、さて”顔”を晒してよいのかどうか。。。
という話題になります。 逆恨みは怖いとか肖像権がうんぬんとか
まぁいろいろ議論になった。
 
 結局私の発案で、”犯人にとにかく自首”してもらえば
”ちゃんと正規に処理することで不問にする”にしましょうという作戦で
いくことになった。
 

続く

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