管理組合の法人化(4) -法人化にかかる手間など | はるぶーのマンションヲタクな日々

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マンションのモデルルームがあるとたとえ外国でもふらふら入ってしまったり、
管理組合の理事会には思わず立候補する人って多いですよね。(多いはず)
なのにあんまり管理組合の苦労とかのブログって見ないので立ち上げてみました。

 法人化に関わる手間やコストの話です。
これも理事長メーリングリストでいただいた情報。普通だと引用形式
にするんだけど、この紹介の文章以外はほぼ全部いただきもんだと
思ってください。 ↓
 
 よくホームページなどで、法人化すると登記などのコストが大変だしとか
そんな話がでてくる。これ、プロに頼んだ場合で、理事全員の印鑑証明とか
揃えてさーって書面を書くんでしょうけど割と定型のもののはずで、
管理会社とかに頼めるかもしれない。名目上のコストはどうなの??
 
 ってんで聞いたところ(さくっと聞いてみるとことがえらいなぁ)、
設立登記及び変更登記ともに登録免許税はかからないということので、
法人化に伴う金銭的負担は名目上はありません。

 
 前に申し上げたように、初動の手間暇(規約改正、定款作成、登記手続き)
と代表理事改選毎の登記変更という事務手続きがあります。
 が、現在でも理事長が変わると銀行預金名義や公印変更やら結構手間暇
かかりますが、いずれも管理会社代行ですね。法人化した場合でも、
変更登記手続きは管理会社でも十分可能と「期待」できます。
 
 で、コストは事務作業を除くとあまり大したことはないかなと
対するメリットは、金融取引の主体化に尽きています。
少額物品取引などは管理会社や理事個人が立て替えればいいし、
大規模修繕になると資金決済も銀行送金となるので、
あんまりメリットありません。
 
 俗にいう不動産取引ですが、共用部敷地の買い増しや一部売却という変更は、
管理組合又は組合法人の権能外(共有部の処分変更であって管理ではない)です。
現実には共有者全員の承諾を得てから、売買取引に関する事務委託を組合
又は組合法人が行うという建前になります。
 
 それ以外の不動産取引として考えられるのは、超金持ちマンションが、
マンション建物の敷地とは全く別個に、ビルを買収し、それを法人固有資産と
して経営するという場合かな?
 
というわけで、法人化するにはメリットもコストもあまり大したことがない、
せいぜい「オレんちの組合は法人だぞ!」というのが、
10数年のちの再販価格市場で上乗せ評価項目になるかどうかというところ。

 
でも。。。
 
 5年先を見越すと・・・
 
 前監事の公認会計士の友人は、うちくらいの規模のマンションとなると、
財務、総務、管理全体についてほとんど企業経営レベルのマネジメントが
求められるので、法人化することで、自制と内部統制が働くことは期待
できるのでは?と言っています。
 
 また、マンション会計のベースとなっている、NPO法人会計規則が改正され
かなり企業会計原則に近い会計処理を求められています。
 標準マンション管理規約でも同様な改正が入るのはそんなに先のこと
ではないかもしれません。
 またうちは昨年から収益事業をしていて、すでに税務上は「法人扱い」で、
毎年確定申告をしています。
 という流れの中では、法人化することは案外と自然の成り行きになって
いくかもしれません。

 
 とのこと。

引用ばかりで1回にすると楽だなぁ。。。(笑) あと3時間で
月例理事会なんだけどブログを書くとかいう余裕をかましていられる
のも貰った文章だから。。。
 
ーーーーーーーー 
 
 うちも駐車場が附置率100%で100台以上とあまりまくってて、
一方でお隣に今度建つマンションは駐車場の附置率が20%とかきくと、
そのうち駐車場の独立会計を建てて。。。とか思わないでもない。
頭のどこかに留めてはおくことにしました。

 
 一応おしまい。
 

よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
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