うちのマンションでは、出席票と議決権行使書の同時提出を推奨していて、
一応出席するつもりだったけど、それが議決権行使になるパターンが多い。
扱いが自明ではない委任状(特に議長預かり)を減らす方針で頑張れば
頑張るほど、議場で態度を決定する票の割合が減ってきて、不在者投票みたい
なものである議決権行使の割合が増えてくる。
今は、全部で94% でているうち、 出席票は22% にすぎなくて、
23% が委任状だけ、ってことで約50% は議決権行使書”だけ”での参加で、
実際の出席者は10%ちょいを見込むから、実際には総会の日に集計された結果の
Excelシートが、USBメモリーにいれて手元に届いたのをあけてみると、
.... 議決権行使の票だけで全議案可決済み (^^;
であることがわかったりするわけですね。
特別決議だと、委任状もいれないと可決できないけど、通常決議で、反対票の数が
少ない議案だと、恐ろしいことに、
議長≡理事長と、議場にいる人全員がせーので一斉に
反対に投票しても可決を阻止することもできない
こともありうる。
想像したくもないけど、なにか大きな失敗が議案中にみつかって、いったん否決
したくなったとして、理事長が100票近くの委任状を反対にぶちこんでも、
もう自動的に可決されてしまうという。
もう一つは、票数などをちゃんと総会後に公表していますから
ちゃんと見ている人からみたら、あの総会に出席してもしなくても全く結果は同じ
だったではないかで、総会への出席の気合いが著しく削がれることもある。
理事長仲間で、まぁやっぱり議決権行使中心で総会を運営している人にきいたら
”それはいってはいけないことになっている。タブーだ”
とか(笑)
まぁ私もできるだけ、その場の挙手で決まったかのような『演出』はしています。
実際に議場に来た人にちゃんと説明して賛成してもらえないのでは理事会として
問題だと思うし。
一方、意識高めの人が、きちんと質疑応答できびしいツッコミの質問するとか、
この問題が1年全然解決していないではないかと怒るとか、そういう理事会に
厳しい態度で臨む参加者がいるってのは大事だと思うんですよね。
(今総会でプロジェクターに映すPowerPoint ファイルを作成中なんだけど、
そういう人が現れないと、気合いいれて作ろうとは思わないもの)
あと総会は、自治会・理事会の役員と直接顔を合わせてやりとりの可能な
数少ない機会です。議案と直接関係なくても、質問したり意見をいいたいと
いう人はいるもので、あんまり関係ない質問を議案の審議の中で始めたり
してしまう。
最初の頃は、これの相手をしたり、あとは直接関係ないからとかで質問を
お断りしていたりしました。
でも総会は議案数によらず2時間を超えてやってはまずいと思う。
(長い総会をやると、その次の参加者が激減する。まぁ、今までに極端に
長かったのは来客用駐車場の有償化とか値上げ関連の議案があったときで
1時間程度質疑応答が1議案に対してあったときだけですが)
なので、もう3年で7回も総会やって慣れてくると、
総会は一度終了を宣言してから、自治会長と理事長がまとめて登壇して、
質問。要望を受けるという時間を、”総会の直後”に実施しています。
皆そこで質問できると知っているから、総会の中では関係のない質問を
する人はあんまりでてきません。終わったら、議案にしか関係のない1/3
程度の参加者がわらわらと戻ったあとで、質疑・応答は実施しています。
総会の後に、明確に総会が終わったことを
宣言した上で、質疑応答・要望の受付タイムを
設けるのは非常におすすめです。
総会の場で、要望とかだすと、その場でなんらか採決可能であると
錯覚する人も、質問とか要望を出しているのが総会議決案件だなと
判ると、最速でも次回の総会までは無理ということがわらわら帰る
人の存在によって認識できるからです。
さて土曜の総会はどんな質問がでるかなぁ。。。
そこそここっちが本気になって用意してある想定質問の範囲内で、
でも私が答えられないほど難しくない質問がでるといいなぁ(笑)
よかったら、ぽちってください。別にやばいことは何もおこらなくって
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