禁じられた年下誘惑の果てに | 『わさびトールサイズで!~おかえり~』

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haruと愉快な仲間たち…と不愉快な仲間たち

オマエのパンチで倒れなかったのは、俺が初めてだ…。
こんばんは。haruです。





出会ったのは10年以上も前。
今だからいうけれど、初めて会った時はあまり好きじゃなかった、君のこと。
それが、何度も触れ、何度も唇を重ねるたびに、知らず知らずいつも君といっしょだった。





君がみんなから嫌われていることも知っている。
けれど周囲から疎まれても、顔をしかめられても、君と唇を重ねたし、君の香りに包まれた。
そしてそれは幸せな一時だったし、それは今でも変わらない。





時々、君に会わないようにしようとする。
そして君に触れない数日に思う。



やっぱり君と離れられない。
いや、離れる必要なんてないと。





再び触れた君は温かく、場合によってはこれ以上ないくらいの熱さで指を火傷しそうになる。
そんな君の熱い部分を感じながら唇を押しつけると、言葉を発することなくすましてこんな態度をとる。


「どう?ワタシ、美味しいでしょ?」


そしてまた、他人から疎まれても君に口付ける日々は続く。





けれどこればかりはやっちゃいけなかった。
あまりにも年下のコを誘惑するのだけは…。
その非難は、さすがに君を好きでもどうすることもできない。
もうしょうがない。
君がまいた種。
君が愛する、君を愛する者との日々を裂こうとされるのは、もう必然かもしれない。





タスポ…
これで止める、タバコに病める人はいるんでしょうか…?