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高円寺で印刷屋をやっています♪
2011年2月13日より、前店長を引き継ぎ、
ブログを書く事になりました。
ギャラリーと印刷屋という欲張りな場所として、頑張って行きます。
宜しくお願い致します。

今晩は、ツナ★です。

仮面ライダーシリーズも最近作になると、何だか分からなくなって来ました。

僕がリアルタイムで観ていた頃の仮面ライダーは、怪奇色が強い暗いドラマが特徴的なヒーロー物でした。

円谷プロのウルトラマンやウルトラセブンに対抗して作られたヒーローでした。

ただ今の仮面ライダーフォーゼは、明るい学園物になり、改造人間という悲劇性が無く、また昆虫のモチーフが多い有機的なデザインから、キョーダインをオマージュとした、無機質的なデザインへと変わりました。

敵のインパクトも薄く、やはり怪奇色は無く、無機質的な雰囲気になりました。

やはり、時代が違うのかな?

暗い物語ではウケないからなのでしょうか?

敵と戦う意味に重みが無いみたいに思います。

面白いかそうでないかではなく、仮面ライダーか仮面ライダーではないかと言う点では、仮面ライダーではないと言いたいですね。

やはり、主人公が改造され、ヒーローになってしまうという悲劇性が、戦う事に意味を持たせていた様に思います。

敵の怪人も実は改造されているという事が、悲劇性をもたらし、悲劇のヒーローが悲劇の悪役と戦う。

その図式こそが、仮面ライダーではないかと思います。

戦うという事には常に悲劇が付きまとうという事、勝ってもただ嬉しがれない悲劇性。

そこに意味があると思います。

もう一度、思い出して欲しいですね。