かれこれ15年、ハーレムの教会に通っています。
日曜日の朝は、
早起きをして、
ハイヒールを履いて、
ハーレムの繁華街125丁目を、
暑い日も寒い日も雪の日も、歩いて教会へ行くのが大好きです。
日曜の朝のハーレムは特別です。
まだ、腰パン系の若者達は寝てる時間なので、
爆音の音楽も無く、
パトカーの爆音サイレンも無く、
とてものどかでのんびりしています。
日曜の朝は、
お店の開店も少し遅めなので、
親友フランコのシャッターアートも沢山見られます。
ベンダー(屋台)のおじさんたちも、
自分の縄張りで商品を広げて準備を始めている頃です。
(写真はイメージ)
いつしか、そのおじさんたちが、
走り寄ってきて、なにかしらプレゼントをくれるようになりました。。。
今年に入っても、すでにもう沢山、、、
ハーレムTシャツやら、
ピアスやら、
帽子やら、
ピアスやら、
また帽子やら、
また帽子やら、
バッグやら、
バッグやら(念のためブランド名モザイク入れました)
ついには指輪まで、、(Made in China、笑)
いつも黒ビニールにくしゃくしゃっと包んだまま渡されるので、
何が入っているのかその場ではわかりません。。
先日は、(どうみても違う)ブランド時計が黒ビニールの口からチラッと見えてしまったので、
さすがに丁寧にお返ししましたが、
いつの日か、
私が125丁目でベンダーできそうです。
思い起こせば、
ギャングみたいなのに目を付けられ、
いつか殺されるかも、とか ストリートを通るのがイヤな時期もありました。
そんな時代も乗り越え、
こうして笑顔でみなさんと仲良く暮らせる毎日になりました。
感謝です。。。。
●NYハーレム案内人 松尾公子 Kimiko Matsuo
NYハーレムの黒人コミュニティにどっぷり浸かって15年の音楽プロモーター、ディレクター、NYコーディネイター、黒人教会ゴスペルクワイヤーメンバー、Harlem Japanese Gospel Choir代表(マクドナルドゴスペルフェスト史上日本人初出場で初優勝など、”日本人初”を次々切り開くパイオニア)。
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