外壁左官工事 | HarK Works

HarK Works

HarK【House all rounder Kurosawa】
これは聴く、耳を傾けるという意味になります。
家のことなら何でもご相談下さい。
新築・リフォームの施工事例を紹介します。

 
   外壁左官工事の様子
桧のザラ板の上にアスファルトフェルトを貼ります。
フラット35の仕様で決められた厚さのある物を使用します。
壁の下地の防水になります。

サッシの下などは、更に防水テープで補強します。

 

サッシ回り・換気用のパイプ穴の周りにコーキングします。

 防水の勘所です。細かいとこまで徹底的にやります。特殊なコーキング材を使用してます。
 
  アスファルトフェルトの上から、ラス網を貼り、留めて行きます。ラス網も、波ラスという凹凸のある物を使用します。
波形ラスは、ラスを壁の中心に入れることにより、ラスとモルタルが一体化し、剥落防止性能が高く、 また塗り厚を確保できるため防火性能、耐震性能が向上します。

 

サッシ回りの部分は、サッシと網が触れないように隙間をあけておきます。これは異種金属による錆を防ぐ為。当たり前のことを、ちゃんとやります。
 

 ラスモルの下塗り前に養生をします。

ミキサーでラスモルを練ります

役物を出隅に取り付けて塗ります

ラス網の奥まで、しっかりと詰め込むように塗ります。

換気扇のパイプ穴のまわり、サッシのコーナー部分にメッシュを入れて塗ります。クラックが入りやすい部分の補強の為です。


 


 

1回目の下塗り終了。このまま1週間置いて乾燥させます。

1週間たつと、ヒビ(ヘアークラック)が数か所出ますが、問題ありません。下塗りが乾燥するとヘアークラックが出て来ます。

 2回目の中塗りをして行きます。

中塗り時には、全面にグラスファイバーネットを張り付けながら、ラスモルを塗りこみます。こうすることで、目地が無くても、割れにくいモルタル壁を作れます。

中塗り終了。1週間ほど置いて乾燥させてから、仕上げ塗りになります。

 
  
 

アイカジョリパットのセーフシーラー
仕上げ材との密着性を高めます。
  

仕上げはアイカ工業のジョリパットアルファ
http://www.aica.co.jp/products/fill-w/jolypate/jp-100/

耐光性に優れ、防藻、防カビ性、汚れに強く、柔軟性もあります。塗装仕上げよりも、コテ塗でしあげているので、厚みもつくので、より永くもちます。

 良く撹拌して、混ぜます。

 コテで塗りつけながら、パターンを付けて行きます。
 

 一気に塗り上げて行きます。

パターンはエンシェントブリック

  

 

外壁上部のモルタルジョリパット塗りが完成。
下塗り・中塗り・上塗りは1日で一気に仕上げて、養生期間を置いてます。

外壁左官工事において重要な要素です。
ハウスメーカーなどで、外壁の左官塗り仕事が少ないのは、工期が長くなるから。

ちゃんと施工した塗り壁は、サイディングの2倍以上の強度と耐久性があると言われてます。

リフォームの仕事をしていて、外壁塗装の際に、一般的なサイディングと、塗り壁では、寿命が違います。永く住み続ける為には、メンテナンスが必要です。

アイカを選んだ理由は、メーカーとしての歴史と実績。塗り替えの時にも、優れた塗料があるので安心な事。

職人さんの技術が目に見えてわかる仕事です。仕上りの素晴らしさは自信があります。是非、ご覧ください。

 


 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 


住まい ブログランキングへ