外壁上部は、モルタル塗り壁なので、その下地のザラ板を張ります。
通常は杉のザラ板を使用するのが一般的ですが、桧のザラ板を使用してます。
かなり乾燥している板なので、下地の隙間も調整しながら貼ります。
桧を使う理由は、単純に耐久性が高いから。見えないところにも、
ちゃんとした材料を使うことで、耐久性のある家になります。
バルコニーの立ち上がり部分に水切りを施工中。
壁下地組。横胴縁も3尺・6尺・8尺と入れます。
ローコストの家ですと、横胴縁が無い家もあります。
天井下地組。
2Fフローリング。BonaのナチュラルUV塗装がしてある無垢フローリング。塗装品のフローリングは変な光沢があるものがありますが、こちらのフローリングはナチュラルな仕上がりです。
2Fは3種類の樹種の無垢フローリングを使用。
子供部屋はメープル(楓)・寝室・廊下はバーチ(樺)・書斎はオーク(ナラ)
加工精度も良く、足触りも良いです。色も明るくてキレイです。
貼りながら、養生をして行きます。大切な床が傷つかないようにするためです。
1Fの床はミャンマーチークの幅広の無塗装品の1枚もの。
とっても高級品です。世界三大銘木の1つであるチーク。
独特の木目と、耐久性・防虫性もあります。
食品庫の床は、インドネシアチークの無塗装の乱尺品。
ミャンマーチークとの違いを見れるように、一部屋だけ変えました。
チークと言っても、ミャンマーが最高級品で、インドネシアチークは、ミャンマーチークと比べると安いです。
木目も色も、油っ気も、違います。
和室の天井の杉板張り。
無地上小という節の少ないキレイな杉板を張ります。
洗面・トイレの天井は桧の無地板。
杉板とは、また違った雰囲気があります。
上棟式の際に、神主様から戴きました御札も天井裏に。
無垢のフローリングや、杉板・桧の板は、グレードの違い・厚みの違い・サイズの違い・樹種・産地などにより、値段も色々です。
節の少ない物は高いし、サイズの大きい物ほど高いです。
無垢の材料の特長を理解して、好みに合ったものを使用するのが良いでしょう。床の張替工事は、リフォームでも、よほどのことが無い限り少ないです。現物サンプル・施工事例の写真などを見て、触って、素材を選ぶのが一番です。
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