播磨塾・中司です。
本日は、かなり勝手な推理を致します。
原始時代!と言われる時代のポイントは、ずばり石器です。
磨製石器の時代が新石器時代、打製石器の時代は旧石器時代という説明になります。
人類が直立二足歩行を始めたのは、600万年くらいまでは遡りそうだ!というお話をこれまでさせて頂きました。
これに対して、現在、確認されている世界最古の石器とは、エチオピアのゴナ遺跡・オルドバイ型!と呼ばれているものとのこと。
これは、礫(れき)の一部を割っただけの石核石器。
もう一度、石器を遡ります、磨製石器、打製石器、石核石器。
では、
本当に、オルドバイ型・石核石器が最古の石器なのでしょうか?
例えば?
私が、手ぶらで、アフリカのジャングルに放り出されたとします。
まず、道具として使用するのは自然石そのものではないか?と単純に想像してしまいます。
人類(の祖先)が、直立歩行を開始してから、ゴナ遺跡の時代まで、少なくとも、300万年以上の期間があります。
この間、人類に、道具の使用という概念は全く無かったのか?
そんな事は、まず、考えられません。
猿人の時代に、間違いなく、自然石を道具として使用した人!たちが居たはずです。
このプロセスがない限り、その後の石核石器、打製石器、磨製石器の流れはなかったはず。
そして、いよいよ問題の瞬間です。
人類が、何故?直立二足歩行を始めたのか?議論の分かれるところ・つまり・定説はないようです。
しかし、結果として(ひょっとしたら、目的だったかも)、手で道具を扱い易くなった。
そして、
ある日、いざこざがあり、その解決のため、自然石を道具(武器)に武力行使してしまった。
野生の動物界でも、人間界でも、食料や彼女を巡って紛争がおきるのは、日常茶飯事。
か弱い方が、咄嗟に凶器を持ってしまって、殺人事件に!なんて、サスペンス劇場の定番ですね。
でも、野生界には、法も警察もありません、自力救済の世界です。
つまり、か弱いモノが、凶器を持っても、生き残ればよいのです。
この凶器で、相手を殺傷し、武器という道具の概念に覚醒した人物(正しい表現かどうか、分りませんが)が、本当の人類の祖!?では、ないか?これが私見です。
今から、400万年前から600万年前のある日!としかお答えできない日の出来事です。
因みに、男性か女性かも、分りません。
猿人の時代の旅でした。