病気や体に不調がある場合
何か原因があって、『気』の状態が悪くなり、
その原因や症状に合わせたツボに適切に鍼を打つ事により、
病の原因が改善されるという事でした。
では次にツボに鍼を打つとどのような事が体に起こるのでしょうか？
まず鍼を打つと全身の気のめぐりが良くなり、歪みを整えます。
次に病の原因を体に知らせます。
前回ツボには効能や効果があるとお話ししましたが、
これは体にもっとこうした方が楽になるよと信号を送っているという事なのです。
今体の中に余分な熱が多くあるから冷ましましょう、下半身が弱っているから力を充実させましょうといった感じです。
この様な信号を送る事により、体が変化していくのです。
ツボや気というのは金属に反応しやすい性質があり、ツボを押したり、もんだりするよりも鍼を打った方が効果的なのです。
ものすごく簡単ではありましたが、少しは鍼で病が良くなる理由が分かって頂ければ嬉しいです。
鍼灸はとても奥が深く、難しい世界です。
しかしとても理論的で面白い世界ですのでまた少しずつ紹介いたしますね。
Azumi
安積鍼灸院
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