福島の山火事に関心を持つことは大事だよね。 | 働くママ(SOHO編)

福島の山火事に関心を持つことは大事だよね。

4月29日に発生した福島県浪江町の山火事は、8日目にしてようやく鎮圧状態へむかったようですね。


放射線量上昇の可能性もあるかと、モニタリング情報サイト(http://new.atmc.jp/)などで様子を見ていましたが、それらしき顕著な影響は確認できず、そのかわり春は上昇傾向であるのに少し驚きました。月間推移グラフでは山火事が発生する前からゆるやかに上昇し、雨天時に下降しています。過去の降水量は、気象庁のサイトで確認できますよ。

 

 

 

でもね、年間推移で見ると、春に上昇というのが間違いだったと気づきます。冬に下降した線量が、春になると元に戻るのです。興味のある方は、 東日本大震災 福島県各地の環境放射能測定値の推移グラフ(最新) で確認してみてください。

 

 

放射線量は、短期スパンで上昇していても、長期スパンでは確実に減少傾向。心配すべきは事故直後の空気や食材、身体に触れる全てのもの、室内の塵やほこりでした。当時の汚染と比較すれば、恐怖も薄れるはず…。そして、恐怖を煽る噂や、悪意がこもったあざけりに惑わされたよね。

 

 

今回の山火事も、どうってことない。

健康被害を及ぼすことなんてない。
でも、原発事故を起こしてしまったこの国で生きるリスクが、ないわけじゃない。

視点を変えて、様々な角度から眺めて、ようやくわかる真実がある。

 

 

一喜一憂するその場しのぎの安堵と恐怖の繰り返しから脱出して、日々をあきらめず前向きに自分なりの正しい選択をして生きてゆきたいね。目を曇らせたらおしまい。

 


 

5/20(土)に、与野本町で映画「日本と再生」光と風のギガワット作戦 上映会があるそうです。