『桜の花 散るを見て』『桜の花 散るを見て』 ハレンケンチ桜の花は白白の散るは 死の予感生きることの儚さ死を想えばこの刹那血 巡る身体に赤い唇生まれた命は時を運ぶのか桜の花は白白の散るは 詩の一瞬生きることの哀しみ詩を突き詰め魂へ近づく夢 深く潜る闇の中瞬く光は時を刻むのか桜の花は白白の散るは 空に滲み生きることの蒼さ夜を昇れば月に戯れ星 軌道を描く朝の足音時を超えて孤独を知った