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「音楽寸評」では最近心に残ったアルバム、昔から持っている
もので新たな発見や気づきがあったことなどを雑多に綴って
いく予定です。その時の気分で書いているので、聴き込む
うちに評価が変わることもあるかもしれません。あしからず・・・
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Golden Jazz Rock
Ramsey Lewis
SMJX-10015
Cadet
当時の時代状況をよく反映したアルバムで、
観客のノリがビシバシと伝わってきます。
皆さん、ノリノリ。
やはり日本人とはノリが違いますね。
「ゴールデン・ジャズ・ロック」などという題名からは
ちょっとヤ〇ザなイメージを持ってしまうかもしれませんが、
そんなことは無く、中々に楽しめるアルバムです。
★ ジャケ買いにハズレなし。
このジャケ、前から欲しかったんです・・・
俗に「ぺらジャケ」と呼ばれるLPがありますが、
これはそんな一枚です。
本当にカバーの紙が薄く、ぺらっぺら。
LPは音もさることながら、手触りであるとか、
造りそのものにも愛着を感じるものです。
その点からいくと、ぺらジャケは落第。
所有欲を満たさないモノです。
ところが、紙のぞんざいさに比べると、
何故だかLPそのものは重量盤のように
しっかりした造りのものが多いようなのです
(ショップの方がそう言っておられました)。
この不釣り合い、不思議なものですね。
CDと違って「当たり・ハズレ」があるのが
LPの面白いところ。
不完全な工業製品なのです、
前所有者の扱いによっても状態が大きく変わりますし。
「ハズレ」があって面白いというのも何だか変な話ですが、
そういうものと理解しているからこそ、「当たり」を引いた
時の喜びも一入なのです。
これ?
「アタリ」でした!
だから、こうして書いています。
そして、音楽は続く・・・