こぶとりじいさんは、父が生前私の子どもや甥たちに聞かせてくれた昔話です。


父は言葉の先生でしたので、その語りは、それはそれは上手でした。


鬼たちが、


「1ぼこ2ぼこ、3ぼこ4ぼこ、おらを足して5ぼこ!」


と歌うところなどは本当に面白くて、子どもたちは大笑いしていたものです。子ども同士で遊ぶ時に、こぶとりじいさんの鬼の歌を歌いながら練り歩くぐらいでした。


先日久しぶりにこの話を絵本で味わう機会があり、昔の平和な光景が思い出されました。楽しかったなぁ。




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